やすあがりな模型基地

やすあがりな模型基地

プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

スゴイ!「横山宏トリビュート展」に行ってきました!

前から行きたかった「横山宏トリビュート展」に行ってきました。

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マシーネンの原作者でもある横山氏が還暦を迎えるとのことで行われた、展覧会です。

 

小規模なスペースながらとにかく一つひとつの作品が濃い」作品ばかりで圧倒されました・・・

スタッフの方に伺ったところ「写真はガンガンとって、ブログ等のSNSにのせてもらってOKですよー」とのことでしたので、一部載せてみたいと思います。

 片桐氏の作品

なんとも言葉で表現しにくいのですがとても惹かれる作品です・・・!

このジャンク具合がとてもツボです。

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名前ではピンとこなかったのですが、画像検索して「あ!あのひとか」と気が付きました。タイトルは特別ついていなかったと思いますが、どのような心情で作られたのか非常に気になるところです。

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旧日東AFSMkⅠ

旧日東のAFSで、作者名はありませんが、これを見るとまたAFSMkⅠを作りたくなりますね。

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荒木氏 プロパガンダナッツロッカー

ナッツロッカーに、パリの塔をつけて、横山氏の還暦を祝った作品らしいです。

これは是非生の目で見ていただきたい!

荒木氏のサイトに詳しい経緯が記載されていましたので、詳しいことはそちらで見ていただくとして、半端ない作り込みです!!!

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MAX渡辺氏の作品

MAX塗りで有名になった渡辺氏の巨大SAFS!!

圧倒的迫力!

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なんとちょうどご本人様がいらっしゃり・・・

その場で美女をセッティグ。美しいですなぁ…

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竹谷氏の作品

どの作品も素晴らしいのですが、最もツボなのがこの方の作品!

これも是非是非生の目で見ていただきたい!

どう感想を言えばいいのかまとまりませんが、「とにかく見てください!」の言葉にすべてを思いをぶち込ませてください・・・!

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いろんな艦船模型をミキシングしているのでしょうか。。。

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甲板にはファルケが配置されています。

ファルケ運搬用の戦艦というコンセプトなのでしょうか。

とにかく見ていてまっっっったく飽きない作品です!!

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 壁には絵もたくさん飾ってあるのですが、その中で一番ツボッた作品をご紹介します。

空山氏の作品

機械と美女の融合。

「エロい」とかではなく「美しい」作品・・・!

作品の説明にも書かれているのですが、人と機械の美を徹底的に追及された作品で素晴らしいです。

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まだまだ作品数はこんなものではありませんが、あまりたくさん載せてしまうと楽しみがなくなってしまうとおもいますので、残り少ない日数ですが、ぜひ直接見ていただきたいものばかりです。

 

私は午前中に行き、1~2名ほどでしたが、サイン会を行うということで、徐々に人が増えていき、賑やかになってきました。

そして・・・

 

横山氏登場!

 急遽予定にないツーショット撮影会が始まりました!!やったー!

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私の顔にはモザイクかけてますが、(かけかた下手でなんだか申し訳ないのですが・・・)これは横山センセに書いて頂いた「シーピッグ」です!

 

その後サイン会・・・

サイン会なんか初めてだったので、わくわくドキドキうきうきで待ちます・・・

皆さんセンセと沢山の話をされ、私も何を話そうか悩みながら待ちます・・・

で、私の番!

 

私「シーピッグ大好きなので、シーピッグの絵を書いてください!」

 

と頼んだところ、快くOK!握手もしてくださり、ちょっとした会話も出来て、嬉しさマックスです!

シーピッグもたくさん売っていたので、一個購入!

こちらにもサインを頂きました。さっきのモザイクはスケブに書いて頂いたものです。

これは家宝物ですよ・・・

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良かった!とにかく良かった!

後わずかで展覧会も終わってしまいます!

マシーネンを作ったことはある人はもちろん、作ったことのない人も。

いや、プラモデルを作ったことのない人でもわくわくドキドキの濃いひと時を過ごせます。

 

是非、行ってみてはいかがでしょうか!

では。

モチベーション維持のために、ハードルを下げてみる。

ちょうどこの記事で100個目となりました。\ワーイ/

飽きっぽい性格なので、どっかで止めてしまうかなぁ・・・とも思っていたのですが、意外と長く続くものです。

 

記事100個の今回はモチベーションの維持について、書いてみたいと思います。

 

プラモデルを作成している人であれば、自分のモチベーションをどう維持していくか考える人も多いのかなと思います。

いや、プラモだけではないですね。創作活動全般、あるいは仕事でも同じだと思います。

 

一先ず、今回はプラモデルに絞って話を進めていきたいと思います。

 

キットによっては数カ月~年単位での制作をされている方もいると思います。そういう方々は完成した作品も素晴らしいのですが、そこまで維持できたモチベーションもすごいなぁと感心してしまいます。

 

私は数週間~数か月の単位でキットを作成していますが、その間であっても、飽きたりしてしょっちゅうほかの浮気をしてしまいます(苦笑)

 

趣味をプラモデルにしてからモチベーションが常に一定だったかといわれるとそうではなく、モチベーションには波があり、ものすごく高いモチベーションの時もあれば、ものすごく低い時もあります。

 

低くなる時は外的要因が多いのですが、たとえば仕事が大変になって気力がなくなったり、急にテレビゲームがしたくなった時(笑)等などです。

 

そしてもう一つが、

「自分で満足してしまったキットを作った時」

なのです。

 

最近では、マシーネンコンペに作品を出したり・・・

kzyas.hateblo.jp

個人的にいい作品が出来たり・・・

kzyas.hateblo.jp

他人の評価は置いておいて、ここ最近の二つの作品は

自分自身で満足のできる作品が出来ました。

と、同時に。

「これ以上の作品が自分には作れるのだろうか・・・」

という、自分自身への変なハードルの高さが出来上がるのです。

(※他の人が見たらなんてことない作品だということは自覚しているのですが・・・)

こうなってくると、急激にモチベーションが下がるのです。

「今作っているキットはあのとき作ったキットと比べるとダメだ」とか、そんなことを思い始めるわけです。

模型は趣味でやっていることなので、ハードルなんて作る必要性はないのかもしれないのですが、もうそういう性格になってしまっているのです。

やはり、過去にも同じ経験がありました。

 

で、そういう時どうするかというと、

「とにかくハードルを下げまくる」

のです。

 

たまには素組で終わらせてみるとか、しばらく他の人の作品を閲覧するだけにしたりとか、模型雑誌を読みあさるとか、合わせ目消さないとか、何でもいいのですが、とにかくハードルを下げまくるのです。

こうやって、

精神的にハードルを下げると

不思議と猛烈にプラモデルが作りたくなる時期が自然と来るのです。

 

ブログが継続できたのもハードルを下げたおかげかなと思います。

「だれもみなくてもいいやー」という時期や「月3記事上げれればいいかー」とか、そんな感じで続ける事が出来たのかなと思います。

 

最近の当ブログは制作過程だけでなく、日記なんかもつけるようになっていますが、常にプラモの作成記事だけだと、何だが疲れてくるときもあるのです。そういう理由もあってチラ裏レベルの日記をつけるようにしました。

 

モチベーションの維持とプラモ制作は切っても切れない関係だと思っていますが、皆さんはどう維持しているのでしょうか・・・

 

逆に「いい作品が出来たからこそ、それを超える作品を作る!」という人もいるかもしれませんが、プラモはどうしたって時間がかかります。

私はまったりとやっていきたいと思います。

 

というところで、

「モチベーション維持のために、ハードルを下げてみよう」という話でした。

では。

MK44 AMMOKNIGHTS その5(完成)

アンモナイツ完成です…!

MK44 AMMOKNIGHTS

title:adios

 今回は私なりに設定を考え、タイトルを付けてみました。

 

軍人が嫌になったこの機体のパイロットは「アディオス…!」と吐き捨てるよう軍を脱走。載せれるだけの荷物を載せ、一人旅を始めます。

脱走の際、二度と戻らないという決意のもと、愛機にも「adios!」と殴り書き。

新たに一人旅が始まるのでした。

 

という設定です。

 

設定ではあるのですが、実は今の自分の心情や状態みたいなものをぶつけています。

最近はプライベートでも色々あったため、そういった思いを込めて作ってみました。

今の自分をこのキットに投影させたような感じです。

 

また、私の好きなアーティストの曲に「アディオス」という曲があるのですが、この曲が大好きで、そういった意味でもこのタイトルを付けてみました。

 

というと考えて作っているかのようですが、結構行き当たりばったりで作った部分もあり、粗もあるのですが、思い入れの強い作品にできました。

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アディオスはスペイン語ですが、ドラム缶やデカールは英語表記なのでなんだか、変な感じではあるのですが、まあ、そこは置いておきましょうw

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デカールはキット付属の三つ葉のクローバーを採用。

キットに付属していたから使ったというのもあるのですが、三つ葉のクローバーの花ことばには「希望」という意味があるそうです。これからの新たな旅に希望があることを願い、これにしてみました。

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ドラム缶類のウェイトバランスは無視でお願いいたしますw

基本は艶消しなのですが、エネルギータンクらしきところは黒鉄色で塗装し、艶消しはしていません。

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パテや古墳ジェッソを使い、表面はザラザラにし、全身ウォッシングして表面の色合いを変えています。

また、エッジにはマホガニーを薄く吹きつけ、強めに汚れている感を出してみました。

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荷物同士を縛るため、フックをつけ、糸でくくっています。

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こちらも糸でくくっていますが、これだけで十分縛れるのかは謎ですw

ここら辺は雰囲気です。

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例によってタイトルプレートも作成。

個人的にはいい感じにできたと思います。

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前にもご紹介しましたが、台座はクリアブラウンで塗装し、光沢クリアーで厚塗りしています。

わずかにアンモナイツが反射してます。

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最後はadiosのマークとともに終わりたいと思います。

本当はビネットにしてより雰囲気を作りたかったのですが、少々時間がなくなってきたため、ここで完成させました。

ご覧いただきありがとうございました!!

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エクシアリペアその3(完成)

またしても、とっくの昔に完成した作品で申し訳ないのですが、ブログで制作過程までしか載せていなかった、エクシアリペアをご紹介いたします。

 モデラーズギャラリーにも投稿していますので、すでにご覧になっている方もいるかもしれません。

GN-001RE ガンダムエクシアリペア

実はガンダム00はほとんど見ていないのですが、主人公機でありながら、失った片腕をマントで隠し、ガンダムの肝ともいえる頭部を急造で改修したという設定に惹かれました。

丁度、チッピングの練習もしたかった事もあり、傷が似合うキットとして購入した思い出があります。

 胸にはガンプラ用のLEDを仕込むことができ、わずかな光がいい感じです・・・

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全身

 今回は立ち膝姿で撮ってみました。エクシアといえばカッコいいポージングを取っている写真が多いですが、エクシアリペアは立ち膝をついている姿がとても似合うなと思います。

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背面

影技術がまだまだなので、写真上部が光りまくっていますが、写真の撮り方も少しずつ勉強していきたい所。

こうして、全身像を見るとあまり傷がついていないようにも見えますが、初めてのチッピングでしたので、かなり抑え気味にしたつもりです。

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左腕

エッジを中心にシリコンバリアーによるチッピングを行ったわけですが、かなり抑え気味に付けております。

初めてだったので、傷をつけるのに相当気を使った記憶がありますが、同時に楽しかった記憶も覚えていますw

やったことがある方なら分かると思うのですが、カリカリと削っていく感じは楽しいんですよねぇ~

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マント

ちょっと埃が目立ちますね・・・

マントは黒サフ後、暗いグリーンでグラデーション塗装をしたつもりです。

光があたりそうな部分は明るく、しわによって暗くなる部分には暗めに塗装しました。

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間接

地味に気にいっているポイントは関節の部分。カッパーで塗装し、メカメカしい感じを表現してみました。

本当はどこかに挿し色を入れたかったのですが、まずチッピングの練習をしようということで、原作通りの色で塗装。

でも一部分はアクセントが欲しいなと思い、関節はカッパーで塗装してみました。

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最後に

キットそのものも作りやすく、コンパチなので通常モードとしても作れます。

チッピング作業の礎にもなっていて、自分のプラモスキルが少しレベルアップしたようなキットでもありました。

シリコンバリアーによるチッピングは塗装面を直に削るので、失敗すると塗り直さなければならないというリスクもあります。

新しい作業は何事もリスクが伴うものですが、得るものも多かったです。

初めての作業は、楽しさや新しい発見もあり、こういう所がプラモの楽しみの一つ

なんだなと再認識したキットでした!

ご覧いただきありがとうございました!!

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 ※冒頭でも記載しましたがモデギャラにも投稿しています。

写真は一緒ですが、よければこちらでもごらんください!

カッティングマット、そろそろ限界。

カッティングマットがそろそろ限界な気がしています。

 

カッティングマットといえば、模型制作において必須ツールのひとつでしょう。

作業机を傷つけないようにするためだけでなく、さまざまな使い方が出来ますよね。

 

例えば、マスキングテープをマットに貼って、適切な幅にしたり、、、

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薄いプラ棒をマットに貼って等間隔にプラチップを作るとか。

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他にもいろいろあると思いますが、ただ机から傷を守るためのツールではないんですよね。

意外とカッティングマットの使い方は、ネットからの情報では得られなかったりするので、何気なく他の方のブログを見て感心してしまうことが多々ありました。

 

ちなみに、私の使っているカッティングマットはWAVEさんの[HT-091 A4サイズ]ですが、お勧めです。このマットのお勧めの理由は、

 

1mm~1cmマスのサイズを完備しつつ、安くて持ちやすいA4サイズ

 

だからです。1cm単位だともっと安い物もありますが、ミリ単位装備のマットでは一番安いような気がしています。模型ツールとしてお店にも置いてあるので、普通のマットより安心です。

 

さて本題に戻ります。

現在の私のカッティングマットはこのような状態。

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いやぁ・・・ 汚いですね。。。

 

色々ダメになってきているところも多いのですが、特にここは溶剤をこぼしたのか、よく分からない削れかたをしています・・・

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最近ではこのマットを使っていると、薄らと手にススのような汚れがつくようになってきました。

隅っこの方は黒瞬着のがこびりつき、重要なマス目も溶剤をこぼして消えている部分もあります。

表面も塗料の汚れでデコボコしており、いよいよ限界かなと思っています。

 

買った当初は奇麗使っていたのですが、いつから汚くなったのか無性に気になり始めたため、自分のブログからカッティングマットの歴史を追ってみました。

 

私のカッティングマットの歴史

〇2015/7月下旬

ちょうどこの時期に買った記憶があります。この記事を見ると・・・

ドーベンウルフその5 - やすあがりな模型基地

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綺麗ですね。さすが新品の状態です。

 

〇2015/11月下旬

この記事より。

ソビエト装甲車その1 - やすあがりな模型基地

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ランナーが邪魔ですが、まだ綺麗ですね。少し汚れていますが気にならない程度です。

 

〇2016/1月中旬

この記事より。

デススティンガーその1 - やすあがりな模型基地

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マス目が一部消え、塗料の便を置いた痕跡がちらほらと見えます。

汚しをする際はマット上で行っていたため、マシーネンや戦車模型を作り始めた頃から急速に汚れていったようです。

 

こうしてカッティングマットの歴史を追っていると、使い込んだという愛着もあるのですが、作業の効率を考えると新しいの買おうか迷ってしまします。

 

これまで色々なモデラーさんのブログを拝見してきましたが、

カッティングマットの汚れ方は2パターンしかないのでは思っています。それは、

 

・恐ろしく綺麗なマット

・恐ろしく汚いマット(これはほめ言葉ですw)

 

のどちらかしかないように思います。

綺麗に使っている方はどのように管理しているのでしょうか・・・

マットの上では絶対塗装作業しないとか、決めているのでしょうかねぇ・・・

マットをきれいに使っている方はどのように使っているのか気になります。

 

マットの汚れはその方の歴史を見ているような気がして、

ブログを見る際の楽しみの一つだったりします。

 

同じような感覚を持っている人も多いような気がするのでしょうが、どうでしょうか。

意外とカッティングマットネタで長くなってしまいましたが、今回は以上です。

では。