やすあがりな模型基地

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プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

ハイゴッグその1

ひさしぶりにガンプラの製作記です。ひさしぶりのガンプラハイゴッグです。

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前回の記事(ワンデイモデリング)から一日後、ふとハイゴッグが作りたくなりました(笑)

この記事を書いている時点ですでに完成しているのですが、最近はとにかくスピードを意識していて、超高速モデリング。五日間ほどで完成です。

 

最近マイブームの雪ビネットで、冬季仕様のハイゴッグを作ることにしました。

で、スピードアップも兼ねて、腕はハンドミサイル装備で固定しています。

ハイゴッグの魅力をあえて殺すことになってしまいますが、個人的にこのハンドミサイル装備もカッコ良くて好きなんですよね。なにより、オレンジのハンドミサイルは刺し色にぴったりです。

 

今回、ハイゴッグは1/35スケールという脳内設定にしています。

人物がいた方がよりビネットらしくなると思ったからです。

 

ハンドミサイル装備で固定なので、腕は大胆に切断し、後でミサイルにはめられるようにしています。

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下地にはジェッソ+黒サフで質感を出しておきます。まあいつも通りです。

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黒サフ後、インターミディエイトブルーの缶スプレーでムラになるようにササっと塗装。ムラムラですが、まったく気にしません。

乾燥したら、タミヤの歩兵を置いて、情景を考えていきます。

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この後、シタデルのセラマイトホワイトをうすーく塗ります。これもかなり塗りが雑ですが、正直下地塗装をしている感覚なので、もう雑塗りです。

逆に塗料が濃すぎると、先に塗ったブルーが活きてこなくなるので、濃く塗りすぎないように気をつけました。

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この後、ウェザリングカラーのグランドブラウンなどで濃いめにウォッシング。いつも通りですが、まあ、何も考えずに塗っています。

気をつけるのはふき取る時で、綿棒で上から下にスジができるようにふき取りしていきます。

数時間置くのがポイントで、下地のジェッソのおかげもあって、塗料が引っ掛かり、いい感じにしみこんでくれます。

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タミヤのフィギュアもがんばって塗装ですが、メインがハイゴッグなので、あまり力は入れていません。

特に顔塗装ですが、瞳などはスミ入れのような感じで、影のようにしています。

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で!ここからが私なりの本塗装(笑)サビの書き込みです。

サビはこのブログ内でも書いてきましたが、油彩。

バーントシェンナをメインに細筆で書き込みをしていきます。

より錆びる部分には、ブラックでブレンディングし、サビ垂れなどはウェザリングカラーのラストオレンジを使用します。

基本この3色でサビの表現はできると思います。

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サビの書き込みで3日くらいで使ったのですが、それ以外は基本そんなに力を入れていません。塗装も缶スプレーのムラ塗りですし、ウォッシングもふき取りさえ、気をつければいいだけなので、サビの書き込みだけに神経を注ぐことができます。

 

この裏で雪のビネットも作成していますが、それはこちらと同じです。

 

ということで、制作記はここまで、その2はギャラリー編です。

1dayモデリング(2018/09)に参加しました。

今月も先月同様、1dayモデリングに参加しました。

ameblo.jp

今回は一週間前まで何作ろうか迷っていたのですが、ボークスに行ったところプラスチックソルジャーというものを見つけました。

 

どのキットも3両入ってコンパチできるみたいです。このT-34は説明書なしですが、裏に組み立て図がのっています。

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もともとはゲームの駒だったらしく、とにかく組み立てやすいです。

このキットとてもいいですね。すぐできるし、私みたいにそこまで戦車の細部にこだわらないのであれば、十分すぎるクオリティです。

 

T-34は雪のイメージがあり、最近雪のビネットもつくったので、これで行こうと決めました。

 

開始時刻の午前10時に開始。85の方は隙間ができたので埋めておきました。

 

 

 

この後、黒サフを吹いて、台座にどんな感じでおくか考えるとともに、粘土で土台を盛っておきます。雪のビネットは先日の記事と同じやりかたでつくっています。

 冬季迷彩で作る予定でしたので、下地に適当なグリーンを吹いて、ホワイトで塗装するつもりでした。

グリーンは筆塗りするつもりだったのですが、この時点で少々時間を食っていたのと、2両筆塗りはあとあと泣きを見る気がしたので、缶スプレーを使いました。たまたまあってよかった…。

 

キャタピラはシタデルでフラットアースに近いもので塗っています。

これは後々汚すので、これくらい明るくても問題ないだろうと思ったからです。

 まあ、完成した今を思うとあまり分からないですね…。

グリーンで塗ったらシタデルのセラマイトホワイトで筆ぬり。

冬季色にはぴったりだと思います。きちんと塗らずに筆目を残しつつ、下地のグリーンは残しています。

 この間、裏でベースの準備を粛々と進めています。

 

ホワイトで塗り、ウェザリングカラーで汚して、ふき取った後です。

冬季迷彩の感じをもっと残すのであれば、ここでやめて、少しホワイトでドライブラシする予定でしたが、脳内会議の結果どろどろに汚すことにしました。

まあ、つまりいつも通りです(^_^;)

 そしてサビ表現です。

自分の中で一番肝の作業です。時間があればもうちょいこだわりたいところですが、完成形を見るとこれくらいで良かったのかもしれません。

 

で、並行して作成していた台も完成させて、無事時間内に完成しました。

21時30分がリミットで写真を撮り終えたのが21時でしたので結構ぎりぎりでした。

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途中、時間的に1両にしておけばよかったかなーと思ったのですが、何とか完成させることができてよかったです。

1dayモデリングなかなかいい刺激になるので、来月も参加したいところです。

紅の豚 サボイア S21[1/48] (完成)

こんばんは。このブログでは初めての製作記になる飛行機模型を作成しました。

紅の豚のサボイアです。

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これはアメリカ野郎にやられる前のサボイアです。

いやはや自分の中ではそろそろSAFSの制作に戻りたい気持ちもあるのですが、こういう時ってなんだが他のキットを作りたくなってしまいます。

 

サボイアはそのうち作ってみたいなーという程度だったのですが、急にその熱が高まってきたので、購入してしまいました(^_^;)

 

今回は超速攻モデリング。買ってから五日間で完成させることができました。

それだけ、作りやすいキットでした。

実は当初、1/72の後期型を作る予定でしたが、よくよく調べてみると、1/48の方が内装も作れるとのことで、こちらのスケールにしました。

 

個人的によかったのが、ポルコの立像がついてくるところで、最近フィギュアを塗っている私としては、ここはかなりポイントが高いです。

 

立像とコックピットに座らせるポルコの2体が入っているのですが…。

当たり前といえば当たり前なんですが、アニメの状態でおさまるわけもなく、かなり痩せたポルコになっていますw

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立像の方はスケールが記載されていません。実は1/72のサボイアにも全く同じ立像がついているのですが、そっちには1/48と明記されてます。

一体、この立像ポルコは何スケールなんでしょうw?

 

さて、話がそれましたが、組み立て途中の写真です。

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飛行機モデルのイメージは内装を塗った後、内装を囲うようにして、装甲を左右くっつけるイメージだったのですが、これは内装の上から装甲をかぶせるように作るので、合わせ目がありません。

非常に作りやすいようになっていて、とてもありがたいですね。

 

組み立て後、塗装途中の写真です。

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これはシタデルのベース色でサッと塗った後です。

ポルコの乗るサボイアは劇中だとつやがあって鮮やかなレッドですが、今回私のサボイアは汚しや退色した表現にするつもりだったので、下地には黒サフを吹いています。

いくつか完成品の例も見ましたが、やはり劇中の鏡面仕上げが多く、飛行機モデルでの汚しの仕方もよくわからなかったので、ちょっと悩みながらの塗装でした。

あまり手を止めていても積む恐れがあったので、いつも通りマシーネン等でやっているやり方で進めることにしました。

 

メインの塗装にはこれらを使っています。まあいつも通りです。

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色も最近作ったミニマムファクトリーのネーネ天狗で使用した塗料ですね。

 

  1. シタデルベースのMEPHISTON REDでささっと塗る
  2. 上記ウェザリングカラーを適当に混ぜて、薄めてウォッシング
  3. 数時間放置して、綿棒で風の流れを意識しながらふき取り
  4. シタデルレイヤーのEVIL SUNZ SCARLETで薄く何度も筆塗り
  5. 縁の部分にはシタデルレイヤーのTROLL SLAYER ORANGE を筆でちょんちょんと置いていきました。

このオレンジはパネルラインに沿ってうすーく塗って退色表現としました。

さて残りは完成ギャラリーになります。

 

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▲台はいつも通りハンズ。ネームプレートもいつも通りラベル屋さん。

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▲ポルコ。でっぷりしていて劇中どおりです。これだけでも別売りでほしいくらいです。

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▲計器類がちょろっと見えるのがいい感じです。ドライブラシ気味に塗ったので強調されたと思います。

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▲エンジン。これもシタデルで塗装後、ブラックでウォッシングし、ウェザリングマスターのサビ等でドライブラシしてます。ちなみ外装は接着していないので、ばらせるようにしています。ここは特別な工作なしです。

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▲内装。レバーは赤くしてワンポイント入れてます。サボイアは確か木製だったのでその感じを出したつもりです。

こちらの内装も接着していないので、ばらせるようになっています。ピタッとはまるので、特別な工作はしていません。

 

ギャラリーサイト に同様の写真を載せていますので、よければどうぞご覧ください。

 

ということで、長くなりましたがサボイアでした。

短い制作期間の割にはとても満足度が高く、かなりのお気に入りです。

そろそろ寄り道が過ぎたのでSAFSに戻りたいところですが、たぶん次も寄り道です(笑)

ではまた。

福崎町妖怪模型シリーズ 天狗(完成)

こんばんは。いろんなプラモデルを並行して作っている合間に、天狗を作りました。

これは福崎町観光協会が出しているプラモデルで、河童のプラモデルに続く第2弾になります。

fukusakikankou.stores.jp

いろんなプラモデルを作っていたので、制作過程の写真がほっとんどないのですが…。

 

下の画像は部分的にサフまで吹いた状態です。

合わせ目は至る所あるので、それを消すだけでも一苦労でした。

合わせ目は翼上部、頭部、足、ボディ、腕とボディの接合部分にも隙間ができますので、気が向いたときにパテなどで埋めてはやすりで削ってを繰り返していました。

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また後頭部の組み立ては入り組んでいるので、ここも組み立てるのに苦労しました…。

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グレーサフで傷や合わせ目がなくなっていることを確認したら、黒サフを吹きました。塗装はいつも通りのファレホやシタデルの筆塗りです。

 

塗装過程がないので、使用した塗料を紹介します。

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▲天狗のボディに使用した塗料です。シタデルのベースを塗った後、レイヤーでハイライトをドライブラシ気味に入れています。シタデルのオレンジとウェザリングマスターのペールオレンジは軽く乗せています。

 

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▲天狗の翼部分に使用した塗料です。最初は紫をベースにしていたのですが、やはり見本のような青を基調にしていきました。紫と青混ぜて紺っぽい色を作っています。

ここもドライブラシ気味にレイヤーを暗い色から順に明るい色へ乗せています。

 

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▲これらは影の塗装で使用した塗料です。

ボディ部分は左の赤っぽい塗料で行っています。翼部分のスミ入れは真ん中の塗料で。

ふんどし部分のスミ入れは一番左の塗料で行っています。

 

 

さて残りは完成ギャラリーになります。

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▲付属の岩場もあるのですが、いつものように台を用意しました。

自治体のプラモデルと侮るなかれ、細部のディテールはなかなかのものです。

個人的に割れた腹筋の感じがすごくいいとおもいますw

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▲合わせ目消しは今回入念に行ったので、目立ってないですね。よかった…。

メカものだと、多少合わせ目あっても場所によってデザイン見れますが、こういった生き物のプラモデルだと、目立つので入念に消しました。

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▲福崎町の特産品のどら焼き。これは天狗が誰かにさしだしているんでしょうか…。

それとも、「なんだこれは…」と凝視しているのでしょうか…。

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▲翼の作りも素晴らしんですよね。ドライブラシを入れて単調にならないようにしました。

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▲ボディの腹筋部分はある意味このキットの見所の一つ(?)だと思うので、きちんと影とハイライトを入れて目立たせるようにしました。個人的にはいい感じになったかなと思います。瞳は目の形に合わせて、ホワイトでそっと色を入れています。

 

ということで、天狗でした。妖怪模型シリーズのガジロウも絶賛組み立て途中でありますが、もう少し時間がかかりそうです。

ではまた。

波打ち際のビネットを練習する。

こんばんは。ビネット練習シリーズ(?)第2弾です。

今回は波打ち際をやっていきます。

これも現在途中まで作っているSAFSのビネットにしたいと持っています。
こっちの記事で書いた殻割りSAFSのビネットにできればと思います。

 

前回の雪のビネット同様、こちらのサイト様を参考にさせていただきました。

(例によって、細かい作成方法などはこちらのサイト様をご覧ください…。)

www.1999.co.jp

メインの材料はこちら。

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  • クラフトサンド(砂浜に使います)
  • スーパーフィックス(砂浜や、水泡を固めるのに使います)
  • 水泡表現素材(水際の泡表現に使います)
  • モデリングウォーター(水表現に使います)

 

台にクラフトサンドを盛る

クラフトサンドとスーパーフィックスを混ぜて、台に盛っていきます。

比率は忘れてしまったのですが、スーパーフィックスを原液のまま、調子を見つつ混ぜています。

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よく混ぜたら、そのまま台に盛ってしまいます。

台には木工用ボンドを付けています。

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だいたい乾くとこのような感じです。

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水際を塗る。

アクリルガッシュのアクアブルーとアクアグリーンを用意して、水際を塗っていきます。

アクアブルーにアクアグリーンを混ぜたりして、調子を見ていきます。

かなりしゃぶしゃぶに薄めているのですが、見ての通り、台に浸透してしまったので、本番はちょっとやり方を考えたいと思います。。。

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モデリングウォーターを塗る

モデリングウォーターを塗っていきます。写真だとわからないのですが、一応どろっとしたものがついています。

あと、マスキングしていないので、モデリングウォーターがどんどん台からあふれてしまい、縁の部分が汚くなってしまいました。少し考えればわかることだったのですが…。

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水の流れをもう少し表現したかったのですが、時間をおくと元に戻ってしまってなかなか上手く表現できませんでした。

固まる→モデリングウォーターを盛る→表面粗す…を繰り返す必要がありそうです。

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水際の泡を表現する。

最後に波打ち際の泡を表現します。水泡表現素材とスーパーフィックスを混ぜて、泡立ちそうなところに盛っていきます。

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もう少し泡っぽい感じを表現するには元サイト様にも書かれているように、アクリルガッシュのホワイトなどで細かい書き込みをするといいとおもいます。

完成!

と、いうことで、これで完成です。

これだけだと寂しいので、 ブリックワークスのトレーニングガールを用意しました。

(フィギュアの塗装の方が時間かかって大変でした…)

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モデリングウォーターやアクリルガッシュのはみ出しが気になりますが、まあ、そこは練習ということで(^_^;)

リフレッシュガールの時はもう少し大きめの台にするので、ヤシの木とか生やしてみたいですね~。

後今回はビネットメインなので、フィギュアの塗装はまるまる省いているのですが、もうすこし褐色の肌にしたかったです。瞳の塗装は比較的うまくいったかなぁといったところ。

今回も少し長くなりましたが、ここまでです。ではまた。