やすあがりな模型基地

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プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

1dayモデリング(2018/10)に参加しました。

こんばんは。恒例になりつつあるワンデイモデリング10月編まとめです。

今回も参加数日前まで、何作るか決めておらず参加を迷っていました。

こういうときは、模型屋に行って直にキットを見るに限ります。で、これにしました。

 

 

今回で3回連続での参加なのですが、前回、前々回と小さいビネットにしているので、今回も情景仕立てで作りました。

前から一度廃車模型をやってみたかったので、大体の全体像は見えていましたが、制限時間(21:30)ギリギリの完成でした。。。

 

 

ツイッターでつぶやいた「削っちゃいけないところ」とは、前面窓のクリアパーツのことです。はめ込みが上手くいかず、やすりで削ったのですが、よくよく説明書を見るとはめ込み方が違っただけという初歩的なミスをやらかし、時間をロスしてます。。。

 

廃車の感じを出すため、タイヤの接地面は削り、パテでパンクの感じを出そうとしたのですが…。

私の造形力がなさ過ぎて何だがうまくいかず、結局やすりで削るだけにしました。ここでも時間食ってます。。。

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塗装はいつも通りシタデルの筆塗り。下地は黒サフです。濃いめのブルーで塗装しているのは後でサビ塗装する際にサビの色が映えるからです。軍用系のカラーより、こういった明るめの色の方が"サビ映え"しますね。

内装も黒サフを吹いて、グレーで筆塗りしていますが、見えにくくなるところなので適当に塗装しています。

 

ウェザリングカラーのステインブラウンで汚しです。

いつもウェザリングカラーを塗って後は少し置いてからふき取っているのですが、この間にベースを作っています。

この時点で結構時間がギリギリだと分かっていたので、写真がないのが残念なんですがが…。

 

 いつもはもっとふき取るのですが、今回はよりズタボロ感を出したかったので、かなり塗料を残しています。

 

 だいたい本体が完成したところで、枯れ木やおじさんも塗っていきます。

おじさんと書いたんですが、これはWWⅡジェネラルセットのモントゴメリー元帥です。軍服ではなく普通のおじさんぽい服装なのでこれをチョイスしてます。

枯れ木はいらないランナーを使用しています。

適当な長さに切って、80番やすりで木目を出しつつ、ジェッソでテクスチャーを付けています。

 

そんなこんなで、終了ぎりぎりでの完成です。

 

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▲サビはいつも通り、油絵の具なんですが、ガイアノーツの赤サビ、黄サビも使って微妙に色の違いを出しています。

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▲全体像。枯れ木はアクリルガッシュのグレーを使用し、ウェザリングカラーのステインブラウンでウォッシングしています。

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▲地面はウェザリングペーストのマッドイエローを塗った後、瓦礫ミックスや鉄道模型用の素材で作っています。

 

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▲特にストーリーを考えているわけではないのですが、おじさんの愛車…?だったのかもしれません。

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▲古びたドラム缶があると、より廃棄された感じが出ると思ったので、1/48ドラム缶を添えています。ベースはグリーンなんですが、ほとんどガイアノーツの赤サビで塗りつぶしてボロボロにしています。エナメルの埃も使用しています。

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▲窓は一部切り飛ばして外れた感じにしています。タイヤはエナメルの埃をのせていますが、かなり時間が怪しかったので適当になってしまいました。

 

ということで、今月も何とか完成させることができました。廃車模型は私の制作スタイルに合っているような気がするので、また何か作りたいところです。

ワンデイモデリング、だんだん毎月のハードルを自分で上げてしまっているので、来月は参加するにしてもちょっと簡単なものにしたいですね(汗)

ではまた。

SAFSスノーマン その2(完成)

こんにちは。今回はSAFSスノーマン完成回となります。ギャラリオンリーです。

制作回はこちらです。

kzyas.hateblo.jp

では早速ですがギャラリーです。

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▲まずは全体。今回も比較的短い期間で完成させることができました。

雪だるまは「その1」でも書きましたが、テクスチャーペイントで叩くように塗装しています。

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▲スノーマンに乗っているのは「ジョン」という設定、雪だるまは「リトルジョン」w

で、コップを持っている右側の彼が帰還をねぎらって作った。という設定です(笑)

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▲スノーマンのパイロットは造形がかなりいいです。コップを持っているのはフィギュアセットAから。こちらも造形がいいです。写真だと暗めなんですが、彼のジャケットはもう少し明るめの茶になってます。

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▲背中が少しさみしいので、デカールを貼っておきました。ちょっとチャーミングになったかな?

後、フィギュアは最近意識して影になる部分を塗装するようにしています。

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▲全体的に暗いトーンになったので、動力パイプだけはさし色で明るいオレンジで塗装しました。

 

ということで、完成回でした。

ここ最近は雪のビネットを作りまくっているので、そろそろ何か別のビネットを作っていきたいなーと思います。

SAFSスノーマン その1

こんばんは。今回はSAFS組み立て編。で書いたうちの一機の製作工程です。

 

もともとスノーマンにする予定もあって、ビネットで作ることを決め、雪のビネットを練習してから制作するつもりでしたが、なんだかんだ寄り道しまくって、先延ばしになってました。

 

すでに完成しているので、この回では制作編のみになります。

 

まず、どんな感じにビネットにするか考えたのですが、こんな感じ。

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SAFSとブリックワークから出ている「かえってきたSAFSパイロット」と雪だるまを添えたビネットで行くことにしました。

SAFS付属のパイロットとこの帰ってきたおじさんの笑顔が素敵なので、相性よさそうだったからです。

 

当初、もう少し大きめの円形の台でビネットを作成するつもりでいたのですが、ワンデイモデリングでT-34ハイゴッグでも同じく雪ビネットを作ってしまい、割と似たようなのが出来上がるような気がしたので規模は小さくしました。

 

雪だるまはおじさん二人だと絵面的にむさくるしい(笑)のでお手軽に作れる雪だるまを添えようと決めました。これは木部パテでおだんごを二つ作るだけなので簡単ですね。

 

ベースの塗装はシタデルのセラマイトホワイト。最近冬季系の機体作ることが多いのでよく使いますが、真っ白です。

いつものことですが、私の場合結構派手に汚すので、ベースに塗る色はこれくらい明るいほうがちょうどいいかなと。

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雪だるまにはパテでボタンをつけ(後で消えるんですが…)帽子はコトブキヤの丸モールドに木部パテを埋め込んだものをくっつけています。

 

SAFSの下地にはいつも通りジェッソと黒サフを吹いているのですが、いつも使っているジェッソがいよいよなくなってきたので、追加で購入をしました。

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かれこれ購入してから2年。小さい50mlのを使っていたのですが、ちょうどなくなりました。マシーネンの陸戦機にはほぼ使用しており、この量でも結構持つのですが、思い切ってでかいの購入です。

たぶんこれでもう10年くらい買わなくてもよいのではないかなと思ってます(笑)

 

ベースを塗ったらいつも通り派手めに汚し。これまたいつも通りウェザリングカラーでウォッシングです。

今回下地のジェッソをかなり荒く塗っているので、よりテクスチャーが強調されたような気がします。

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 ちなみに横に添えたオジサンが変わっていますが、これは「かえってきたSAFSおじさん」は半そで半ズボンで雪のビネットには合わないと思ったので、フィギュアセットAのおじさんを使うことにしました。

このフィギュアセットはちょうど一年前にも練習で作っているのですが、組み立ての段階で苦労します。。。ただ、4体入りでデカールも付いて比較的安いのでお勧めです。

 

ウォッシングの後はいつも通り激し目の油絵の具でのサビサビ塗装です。

今回は先にも書いたとおり、ジェッソを荒く塗っているせいもあって、派手に凹凸が出ているところはダメージ跡のような感じで、気持ちブラック多めのさび具合にしているつもりです。

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おじさんと雪だるまも塗装。おじさんは一年前に比べると多少マシになった…と思ってます。

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雪だるまはタミヤの情景テクスチャーペイントの粉雪ホワイトで筆で叩きながらの塗装です。

筆で叩いているうちにボタンがなくなりましたが、ちょっとデカかったので、なくてもいいかなと。

代わりにファイアボールデカールに付属していたデカールから「LittleJOHN」デカールを貼っておきました(笑)

デカールを貼った感じが出てしまうのですが、まあちょっとしたユーモアを入れてみたかったのです。

 

さて、制作編はこれで終わりです。その2はギャラリーオンリーになります。ではまた。

ハイゴッグその2(完成)

ハイゴッグの完成回です。ギャラリーオンリーの回です。

制作記編はこちら。

kzyas.hateblo.jp

今回、その1でも書きましたが、脳内設定で1/35という設定です。

この設定にした理由はいくつかあるのですが、

・1/35スケールのタミヤフィギュアと合わせられる。

・スケールがでかくなり、サビ等の書き込みも派手に行える。

この2点があります。

1/144でもフィギュアはありますが、これくらいのサイズの方が、ストーリーや情景が見えてくるので、むりくりですが、脳内設定ということで1/35です。

 

また、1/144だと、サビの書き込みをする際、スケールを意識してかなり小さい書き込みになります。そうなると派手目にしたい私としては物足りなさを感じるわけです。

まあ、1/35という設定にしても、私の書き込みはかなりオーバースケールなんですが…。

 

前置きは置いておいて、ギャラリーに行きたいと思います。

 

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ハイゴッグは架空のメカで5メートルくらいのマシンという設定です。

 正面の二人は作戦前の打ち合わせ中みたいな感じ。

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▲足回りはウェザリングペーストなどを薄めたものを塗りたくっています。

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▲帽子をかぶっている方が司令官でしょうね。

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▲いちばん右の人。時計を見て作戦開始時刻が近付いていることにあせっているのかもしれません。

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▲何気に兵士が手にしているものはちゃんとマップを貼っています。

 これはキット付属のもので、紙製です。すこしブラウンで薄めて、ぼろぼろ感を出しています。

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▲勢いで作っているので、ふと完成した後にどうやって乗るんだろうなぁ…とかそんなことを考えたりしました(笑)

 

さて、どうでしたでしょうか。短い制作期間の割にかなり満足いく出来になったかなと思います。

このブログでも久しぶりのガンプラを記事にできて、満足しています(*^^)v

ではまた。

ハイゴッグその1

ひさしぶりにガンプラの製作記です。ひさしぶりのガンプラハイゴッグです。

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前回の記事(ワンデイモデリング)から一日後、ふとハイゴッグが作りたくなりました(笑)

この記事を書いている時点ですでに完成しているのですが、最近はとにかくスピードを意識していて、超高速モデリング。五日間ほどで完成です。

 

最近マイブームの雪ビネットで、冬季仕様のハイゴッグを作ることにしました。

で、スピードアップも兼ねて、腕はハンドミサイル装備で固定しています。

ハイゴッグの魅力をあえて殺すことになってしまいますが、個人的にこのハンドミサイル装備もカッコ良くて好きなんですよね。なにより、オレンジのハンドミサイルは刺し色にぴったりです。

 

今回、ハイゴッグは1/35スケールという脳内設定にしています。

人物がいた方がよりビネットらしくなると思ったからです。

 

ハンドミサイル装備で固定なので、腕は大胆に切断し、後でミサイルにはめられるようにしています。

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下地にはジェッソ+黒サフで質感を出しておきます。まあいつも通りです。

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黒サフ後、インターミディエイトブルーの缶スプレーでムラになるようにササっと塗装。ムラムラですが、まったく気にしません。

乾燥したら、タミヤの歩兵を置いて、情景を考えていきます。

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この後、シタデルのセラマイトホワイトをうすーく塗ります。これもかなり塗りが雑ですが、正直下地塗装をしている感覚なので、もう雑塗りです。

逆に塗料が濃すぎると、先に塗ったブルーが活きてこなくなるので、濃く塗りすぎないように気をつけました。

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この後、ウェザリングカラーのグランドブラウンなどで濃いめにウォッシング。いつも通りですが、まあ、何も考えずに塗っています。

気をつけるのはふき取る時で、綿棒で上から下にスジができるようにふき取りしていきます。

数時間置くのがポイントで、下地のジェッソのおかげもあって、塗料が引っ掛かり、いい感じにしみこんでくれます。

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タミヤのフィギュアもがんばって塗装ですが、メインがハイゴッグなので、あまり力は入れていません。

特に顔塗装ですが、瞳などはスミ入れのような感じで、影のようにしています。

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で!ここからが私なりの本塗装(笑)サビの書き込みです。

サビはこのブログ内でも書いてきましたが、油彩。

バーントシェンナをメインに細筆で書き込みをしていきます。

より錆びる部分には、ブラックでブレンディングし、サビ垂れなどはウェザリングカラーのラストオレンジを使用します。

基本この3色でサビの表現はできると思います。

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サビの書き込みで3日くらいで使ったのですが、それ以外は基本そんなに力を入れていません。塗装も缶スプレーのムラ塗りですし、ウォッシングもふき取りさえ、気をつければいいだけなので、サビの書き込みだけに神経を注ぐことができます。

 

この裏で雪のビネットも作成していますが、それはこちらと同じです。

 

ということで、制作記はここまで、その2はギャラリー編です。