やすあがりな模型基地

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プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

klondike Luce ver.2.0 その0

こんばんは。今回から冬のワンフェスで購入したklondikeさんのLuceの記事を載せたいと思います。

 

記事といっても今回は製作記ではなくてこのキットを組む前に感じていたことを書いておこうと思います。(なので、ちゃんとした製作記は次からです。はい…。)

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Luce ver2.0

klondikeさんの作るガレージキットは非常に魅力的です。オリジナルの美少女フィギュアを作成されているようで、このLuceはその内の一体らしいです。

始めてワンフェスに参加したときに見つけて、気にはなっていたのですが、当時はまだフィギュア塗装はしておらず、購入はスルー。でも、ツイッターのタイムラインでたびたびほかの方の作品を見て、いつか作りたいと思っていました。

 

ただ、このガレージキットを作成されている人のレベルが高すぎて、私が作るにはまだまだ先の話だなーと思っており、冬のワンフェスでもklondikeさんのブースを覗くだけで帰ろうと思っていたのですが、ついワンフェスの熱気に当てられたというか、 ここで買っておかないといつ手に入るかもわからないので購入してしまったわけですね。。。

 

購入してもすぐに作るつもりはなかったのですが、積むには持ったいなさ過ぎるキット。なので意を決して作成することにしました。

キスショットで、ある程度フィギュアの塗装ができたのも、後押しがあります。

 

この記事を書いている時点ですでに完成はしているのですが、いかんせん撮影に難航している状態です。

 

とりあえず、説明書だけもチラッとご紹介。

ver.2.0と記載されていて、バージョンアップをしておられるようです。組み立てやすいようにかなりの工夫をされています。

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説明書その1

 パーツは全部で18パーツ。分割の構成が絶妙です。塗装のしやすさを考慮しつつも造詣のよさを損なわないすばらしい構成です。

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説明書その2

さて、今回はここまでなのですが、次回から製作記になります。一応、いつもよりは写真を多めに撮っているので多少まともな製作記になる…かなと思います。

次回は…地味ですが、軸打ちと仮組みまで。

ちなみにガレージキットはいくつか作ってきましたが、軸打ちはいつも適当だったので、まずはその勉強をした上で製作に取り掛かりました。おかげで多少軸打ちにもなれてきたのですが、次回はそこから、乗せたいと思います。

 

それではまた。

気がついたらブログをはじめて4年経ってました。

こんにちは。

いやー、だいぶお久しぶりな更新となってしまいました。。ちょうど2ヶ月ぶりです。

4月、5月とまったくブログを更新していなかったのですが、理由は単純にモチベーションがブチっと切れたからでした。。

 

一応、モチベーションがなくなった中でもちょびちょび製作していまして、ようやくいくつかアップできそうなものが完成したので、順次記事にしていきたいと思います

 

 

 

さて、ブログをすっかり放置していたので、忘れていたのですが、気がつけばこのブログも4年が経っていました。

去年も同じことを書いたのですが、私はもともと飽きやすい性格なので、ここまで続けられたことをうれしく思います。

そして、見に来てくださっている方、コメントをくれる方々には本当に感謝です。ありがとうございます…!

 

ひとまず直近では完成のアップをしつつ、またモチベーションをあげていきたいと思います。

というところで、今回は短いのですが、近々でまたお会いしましょう。

古今東西 キスショット 12歳Ver その3(完成)

こんばんは。キスショット12歳Ver完成回です。

前回はもろもろの塗装をして、マスキングしたところまででした。

 

とにかく長かったキスショットシリーズの制作もようやく終わりです…!ふぅ。。

いろいろ書きたいこともあるのですが、まずは一気にギャラリーに行きたいと思います。

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▲マスキング後、ガイアのアルティメットホワイトを吹きました。

一番心配だったのは、前回の記事でも書いたとおり、肌の部分に塗料が侵食することだったのですが、そういうこともなく、うまくいって良かったです。

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▲完成見本はもう少しジト目っぽい感じなんで、そういう感じにしてもよかったかなと、完成してから気がついたり…。

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▲服はつやあり、それ以外はつやは消しています。

写真だとあんまりわからないですねぇ…。普段写真はiphoneでパシャっと撮って終わりなのですが、白いドレス部分が反射してしまってうまく撮れませんでした…。

撮影のスキルも上げないとなぁ…。

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▲背中には結構な気泡もあったのですが、髪で隠れるのでほぼ処理はせず。

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▲うしろすがた。使用した塗料は前回記載した通りです。

実は白いドレスは高級感を出すために、パール塗料で塗装してみたのですが、ロクに調べもせずに塗装し始めたので、全然パール感がありません…。(肉眼で見てもよくわからない…。)

まあ、パール塗装はまた機会があったら試してみたいと思います。

 

台座についても書いておきます。

3体のキット+アクリル製の台座がセットになっているのですが、ほかのキスショットとも台座を合わせたかったので、一部を木製の台座に差し替えてネームを入れました。

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ちょっと曲がってしまったのですが、こんな感じ。

台座に使用した塗料はこれまた他のキスショットと同じようにアイアンペイントで塗っています。

名前も同じく小さく入れておきました。

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というところで、キスショット12歳Verでした!

最後にこれまで作ったキスショット3体をまとめて撮ってみました。

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 ▲個々の質はまだまだですけど、3体揃うと満足感がすごいです…!

 

制作を終えて。

さて、ようやくキスショット3体終わりました。ちょっといろいろ振り返りをしていこうかと思います。
ブログの記事数としては3体合わせて6記事なんですが、ワンフェスが終わってすぐに作成し始めたので、すごい長く感じました。普段の制作で感じない疲労感もあったり…。

たぶん普段作らないキャラクターものっていう理由もあるのかなと思います。

反省点はいろいろあるのですが、まあ、ひとまず全部完成したことをまずは喜びたいと思います。

 

振り返ると、エンドレスなやすりがけで気力はがりがり削れていきましたし、完成しても上手くいかなかったことがあったりと、一筋縄ではいきませんでしたが、今はかなりの達成感があります…!

こちらの記事でも書いたのですが、瞳の塗装や肌の塗装なんかはよい練習になりました。「自分にはできないかも…」という感覚から「何とかできるかも!?」と思えるようになったのは大きな収穫です。

 

この3体だと「吸血鬼のなれの果て」Verが一番イメージ通りにできて満足度が高いです。最初に作成した10歳Verの反省点が活きたのかなと思っています。

 

これにてキスショットシリーズの製作記は終わりです。お付き合いいただきありがとうございました。

 

まだまだワンフェスの戦利品が残っているのですが、ガチャーネンの2.0が出たり、他に作りたいものがあるので、次は何を作ろうか迷っています。

ではまた。

古今東西 キスショット 12歳Ver その2

こんばんは。キスショット12歳Verの塗装編です。

前回も書いたのですが、ある程度表面処理が終わった後はベースホワイトのサフを吹いています。

 

まず、肌の塗装です。肌の塗装はさんざん書いてきましたが、ラスキウスを使用しています。

いまさらなんですが、ラスキウスについてはクレオスのスタッフさんが同じはてなブログで詳細に記事にしているので、どうぞこちらを…。

gsicreoshobby.hatenablog.com

肌の塗装はベースのホワイトピーチと、オーバーコート用のクリアーベールレッドを使用しました。

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左はベースのホワイトピーチを吹いた状態。右はさらにクリアーベールレッドを塗った状態

写真の写りがあんまりよくないのですが、ベールレッドを塗った状態はもうちょっと淡いピンクっぽい肌のような感じです。写真だと日に焼けたオレンジのような感じになってしまっていますが…。

 

髪の毛はサンシャインイエローをベースに橙黄色を混ぜて塗料を作成しました。

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ただ、思った以上に黄色かったので、この上からメカトロカラーのあいぼりーを混ぜたものをうっすら吹いたりしました。

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次は瞳の塗装です。

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▲白眼はファレホのオフホワイトで塗装しました。瞳は彫が深く、はみ出すこともないだろうとおもったので、2回くらい筆塗りしたあと、クリアーでコートしておきました。

この後の塗装はエナメルになります。

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▲まつ毛をエナメルの黒で塗りました。まつ毛は凸モールドのようになっているので、それに合わせて、塗装しました。

細いまつ毛は前回も書いたのですが、一発で細く書くことはなかなか難しいので、ふと目に書いた後、筆にエナメル溶剤を含めて少しずつ削り取っていきました。

このあとラッカークリアーを吹いてこの状態をコートしました。万が一この後の塗装で失敗して溶剤でふき取りをしても、ここまでの塗装はコートされているので、まつ毛までは消えることがありません。

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▲黒眼を書いた後、虹彩を書きました。

一発で黒眼の丸を書くのは今の私にはできなかったので、やはりここでもすこしずつ円になるように筆にエナメル溶剤を含めて、丸にしていきます。

虹彩はオレンジをベースに少量イエローを混ぜたエナメルです。

ある程度納得出来たらラッカークリアーをふいてコートしました。

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▲最後に光彩の下の部分に普通のイエローをちょっと塗って、上の方にホワイトでハイライトを入れておきました。

まあ、私はまだあまりうまくないのですが、上手な方の作品を見ると瞳の中にもグラデーションがかかっていたりしますよね。あれはどうやってやっているのだろうか…。

 

一旦、ここまでで組み立て見ました。

髪が黄色すぎる気もするんですが、完成品の作例ではこれくらいになっているので、これはこれでいいかな、とも思ったり。

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さて、この後はマスキング塗装ですね。。。今回の一番の難関になりそうなところです。

肌の部分をマスキングして、服の塗装をします。

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なんだが、なかなか絵面があんまりよくないんですが、肌の部分をマスキングテープで保護したのですが、形状的にテープだけでは不安な個所があったので、マスキングゾルも使っています。

どうにもこのマスキングゾル使いづらくて、本当にこれでマスクできているのか非常に不安です…。

ここからはアルティメットホワイトで服を塗装するわけですが、マスキングが失敗して、肌の部分にでも染みだそうものなら、やりなおさなければならないので、結構緊張感があります。。。

 

マスキング塗装成功するのでしょうか…。次はなにもなければ無事完成回です。

古今東西 キスショット 12歳Ver その1

こんばんは。

キスショット「吸血鬼のなれの果て」Verが終わりまして、次は12歳バージョンに行きたいと思います。

ようやく3体目のキスショットですねぇ…。なんかひたすら長かった感じがありますが、この記事を書いている時点では完成に近づいているので、完成回までお付き合いください。

 

実はなれのはてバージョンを制作した段階で、いったん他のガレキを制作しようかとも思ったのですが(気力的に前回の「吸血鬼のなれの果て」Verを作って満足してしまった)、せっかく2体作ったので制作を続行することにしました。

 

まずパーツはこんな感じ。

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パーツ自体はあまり多くないのですが、顔とボディが分割されていないので肌と服の塗装でマスキングは必須になるでしょう。

また、顔からボディの中央にかけて、うっすらパーティングラインがあったので、これを消しておきました。

この時点で結構手ごわそうなキットではあったのですが、毎日ちょびちょび処理をして無理のない範囲で進めました。(じゃないとモチベーション持たないので…。)

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写真だとあんまり見えないですが、腕や足にも段差があるのでリューターやスポンジやすりで処理を進めます。

 

またこれまでのキスショットと違うのはこのスカート部分の合わせ目です。

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スカートは透明レジンになっています。

12歳バージョンは透明感のある白いドレスを着ているので、できれば透明のまま制作を続けたかったのですが、合わせ目を消すにあたって、この後サフを吹かねばならず、透明レジンにもどれくらいの気泡や傷があるかわからなかったため、透明のまま制作するのは断念しました。

合わせ目には瞬間カラーパテを使用しています。

 

とりあえず、マスキングテープで仮組した状態です。

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素敵な造形です!

やっぱり形が見えてくると少しテンションが上がります。

 

この後、ひたすら気泡埋め、段差消し、サフ→気泡埋め、段差消し…のループです。

長髪になったキスショットの髪の毛のやすりがけは形状的にスポンジやすりでも結構限界で、目立たないところの処理はそれなりになってます。はい…。

 

ある程度消したかなと思ったので、ベースホワイトのサフを吹きました。

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が、吹いた後に気泡を見つけてしまったり、髪の部分は再度やすりがけをしているので、もう一度グレーサフを吹いてやり直したりなど、とにかく作業がエンドレスでがりがりと気力を奪われました。

 

といったところで、今回はサフを吹いたところまで。

お次はようやく塗装。何とか最後まで続くとおもいます。