やすあがりな模型基地

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プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

HG ヴァルヴァロ その1

こんにちは。

GW前からせこせこと進めていたヴァルヴァロを紹介していこうと思います。

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モビルアーマーの制作は初めてです。2002年頃の発売で結構古めのキットですね。

サイズは1/550ということで、結構小ぶりな感じです。

このシリーズ、このキットの他にデンドロビウムノイエジールしか出ていない記憶なんですが、あんまり人気なかったんでしょうか…。

 

パーツの数は多くないので、さっくり組みあがりました。

特徴的なプラズマリーダーはあえて付けず、パテで埋めました。

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プラズマリーダーがあるのとないのとだと、全体的に丸みが出て印象が結構変わりますね。

 

今回このキットはガンダムの世界にいるヴァルヴァロとして制作するのではなく、架空のSFに出てくる宇宙戦闘機的な感じで仕上げようと思っていたので、デザイン的にないほうが良いかなという判断です。

メガ粒子砲の開口部もパテでふさいじゃいました。

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全体にジェッソを付けて、タイヤブラックで塗装した後です。

いつもはジェッソによるテクスチャーは陸戦機にしか付けないのですが、後々ウェザリングカラーで派手にウォッシングするつもりだったので、塗料をひっかけるために付けておきました。

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タイヤブラックによる下地塗装は残しつつ、かなりグラデーションきつめで塗装です。

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一応あずき色で塗装した後、ハイライトを入れたい部分にはRLM23レッドで塗装しているんですが、この後、ウェザリングカラーやフィルタリキッドを乗せていく過程でほとんどこの塗装は意味なくなりました(笑)

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いつもマシーネンを塗装する際にやっていることですが、ウェザリングカラーで派手目にウォッシングです。

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このウォッシング、何を考えていたのかマルチブラックで塗りたくっているんですけど、当然ブラックでウォッシングすれば全体的にトーンが落ちるので、ただでさえグラデーションが濃いのも相まってかなり明度低めになってしまい、失敗しちゃったんですよね。

 

ウォッシングをふき取った後の画像はないのですが(あってもお見せできる感じでなかったのですが)、ちょっとカッコ悪い仕上がりになってしまいテンションダダ下がりになってしまいました。

 

そこで、どうせ失敗しているならと、持っていたフィルタリキッドのグレーズレッド、ラストオレンジ、スポットイエローを使って、朱色っぽい色にできないか試しで塗装することにしました。

 

フィルタリキッドは油絵具をもとに作られているらしいので、3色塗っていくうちに色が混じりあってこんな感じの色になりました。

朱色ではなく、赤さび色?のような、なんと表現していいかわからない色なんですが、これはこれでかっこいいので、一応自分の中ではリカバリーに成功した感じです(笑)

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次回は完成ギャラリーです。それではまた。

Ma.k FRIEDRICH その3(油彩で塗り足し)

こんにちは。

前回投稿したフリードリッヒですが、やっぱり物足りなさを感じたので塗り足すことにしました。

kzyas.hateblo.jp

前回の最後にいずれ再登場するかもと書いておきながら、こんなに短いスパンで登場するとは自分でも思っていませんでしたが(笑)

 

なんとなくですが、マシーネンはこういった塗り足し、塗り直しのハードルが低いような気がしますね。

あらゆる塗装を「下地」ってことにしてどんどん塗り足していくというのは、とにかく気が楽ですし、純粋に塗装を楽しめている気がします。

 

ということでフリードリッヒ塗り足しです。

せっかくなので、塗り足しには油絵具をメインで使うことにしました。いつもだと錆を入れるために茶だけ使っているので、それだけ減りがやはりですね。

使用したのはだいたいこの4色です。

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いつもの事なんですけど、塗装途中も写真撮っておけばよかったんですが、まったくとっていないので一気にギャラリーです(汗)

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塗装は油絵具をキットにそのままつけて、叩くようにして塗っています。

いわゆるドッティングに近いような感じで油絵具を点付けし、筆でたたくように塗っています。

ボディはホワイトと、若干ブルーを置いて色が単調にならないようにしています。

 

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 縁や足元には茶を多めに点付けしてホワイトと混ぜながら、筆をたたくように塗装しました。

もともとウェザリングカラーで塗装した後などは残しておいても違和感なさそうだったので、バランス見ながらの塗装です。

 

残りはアップで。

分かりにくいんですが、上部分と本体とでは微妙に色を変えていて、単調にならないようにしています。

識別体はイエローでしたが、塗り重ねて行くうちにだんだん目立たなくなってきたので、イエローをメインにわずかにパーマネントオレンジを加えて再度塗りなおしています。

同様に肩のデカールも塗りつぶれてしまいそうだったので、再度ブラックでなぞるように塗装しておきました。

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パンツァーファウストは特にいじらずそのままとしました。

パイロットはかなり肌が白かったので、油絵具の茶をうすめて、染めるようにちょっとだけ塗装。若干老けた感じにしたつもりです。

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ということで、お早い再登場のフリードリッヒでしたが、ひとまずこれで満足したので今度こそ完了にしたいと思います。

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それではまた~。

Ma.k FRIEDRICH その2

こんにちは。

フリードリッヒ完成回です。2個いっぺんに制作していたのですが、とりあえず完成した1個を紹介します。

 

まずは正面。

ウェザリングカラーでの汚し塗装後、部分的にガイアノーツのエナメル赤サビでちょいちょいと錆を入れています。

錆を入れる箇所は適当なんですが、縁や色合い的にちょっと茶が欲しいところに感覚で色を乗せ、溶剤でぼかしています。

いつもだとかなり激しく汚すんですけど、汚しすぎると元のグランプリホワイト色を殺しそうな気がしたので、これでも適度に汚したつもりです。

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ジェッソのおかげで、ウェザリングカラーの色が引っ掛かるので、上から下にふき取るだけである程度の汚れ加減が表現できたような気がしています。

大体ここら辺が楽しみのピークなもんで、この後にフィギュアの塗装したせいかいつも以上におじさんのクオリティが低いんですよね(苦笑)

白を基調に識別滞も黄色なので、差し色的にフィギュアのパイロットをオレンジにしているのですが、ちょっと目立ちすぎている感がありますね。

自然とそっちに目が行ってしまうので、否が応でも下手くそなおじさんに目が行ってしまうのは失敗だったかもしれません(笑)

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側面、バックショットです。

アンテナは真鍮を刺しておく工作も定番だと思うのですが、私はめんどくさいので特に加工はせずそのままにしています。

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エンジン部分はもう少し赤サビを入れてもよかったかもしれません。

パイプはミッチャクロンを吹いた後、タイヤブラックでサッと塗装しています。

少しだけウェザリングマスターでドライブラシをしています。

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キャノピーはそのままだと機体の汚れと全く合わないきれいな感じなので、クリアーブラウンで塗装しています。

 

地味に悩んだのがどこまでデカールを貼るかですね。

ホントはコーションデカールとかも貼りたいのですが、貼りすぎてもうるさくなりそうなので、今回はナンバーデカールと胸にエンブレムのみにしました。

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キャノピーの縁のホワイトは筆塗りなので、ガタガタな塗装なんですが、それもまたマシーネンの味…ということにしておいてください(笑)

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もう写真も撮って、こうやって記事にもしてしまったのですが、自分の中ではもうちょっと激しく汚してもいいんじゃないって思っているので、もしかすると見飽きたときに汚しの練習として、また登場してもらうかもしれません。

 

まあその前にもう一個のフリードリッヒを完成させないといけないのですが…。

ということでフリードリッヒでした。ではまた。

Ma.k FRIEDRICH その1

こんにちは。

今回はマシーネンからフリードリッヒ紹介していきます。

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元はキュスター&フリードリッヒのセットでしか購入できなかったのものですが、一年ほど前に単品で販売され、複数購入しておきました。

 

シュトラール系のキットだとコンラート、ニーゼは作ってきましたが、グスタフ系は持っていなかったので、発売はとても楽しみにしていました。(その割に購入からだいぶたっての完成になっているんですが…)

コンラートと比べるとキャノピーのボリューム感が違いますが、個人的にはこちらの丸みのあるキャノピーが好みですね。

開いた状態と閉じた状態とで、印象が変わるのもポイント高いです。

 

組み立てについては取り立てて言うこともないので、割愛です。

私の定番になっているのですが、陸戦用キットには大抵リキテックス胡粉ジェッソを塗っておきます。

合わせ目や表面処理が雑でも、隠してくれるので相変わらず使用頻度が高いですね。

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サイドキャノピーにはガードが付いているんですけど折れそうなので、WAVEのリベットで穴をふさいでしまいます。これも個人的には定番です。

ちなみにサイドキャノピーは後ハメできるよう、キャノピー側のピンを飛ばして最後に接着できるようにしておきます。

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ジェッソ、グレーサフ後はいつもならシタデルの黒缶サフを吹くのですが、今回はタイヤブラックで下地塗装です。

シタデルの黒缶サフはかなりシックな黒になるので下地にはもってこいなのですが、今回気分を変えてこの色をチョイスです。

本塗装に少し影響を与えるかなと思ったのですが、たいして影響はなかったですね(苦笑)

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途中からエアブラシと筆で分けて作りたくなったので、もう一個作り始めました。

ただ、エアブラシの塗装は筆に比べると時短できてラクチンなので、二つともエアブラシでサッと完成させようかなと思っています。

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グランプリホワイトで、下地のタイヤブラックが透けるようにかなりムラになるように塗装しました。

通常のホワイトに比べると若干ですがグレーに近い感じがします。

 

希釈濃度を間違えてしまってサイドキャノピーの下部分は塗料がバッと出てしまったのですが、最終的に汚し塗装もしていくといい感じになるのではと思って、このまま進めることにしました(笑)

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識別体もエアブラシで。6mmのマスキングテープであたりを付けて、吹いています。

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この後はウェザリングカラーで汚し塗装です。

これもほとんど定番なんですが、グランドブラウン、マルチブラックあたりを混ぜて全体に塗った後、ふき取っていきます。

ふき取る際はこれまたいつも通りなんですが、ある程度雨だれやサビだれのように見えるような形で塗料を残しておきます。

 

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ジェッソのおかげでいい感じに塗料が引っ掛かってくれるので、適当にふき取ったほうが自然な感じがします。

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この後はさらにちょろっと錆を加えて、デカールを貼って一機目完成です。

LOVE LOVE GARDEN SPACE OIRAN 一輪挿し ver (完成)

こんばんは。

もうすぐゴールデンウィークがやってきますが、今年もまたステイホーム週間になりそうですね。私の場合超絶インドアなので、あんまり関係ないのですが、山のように仕掛品があるので退屈しないゴールデンウィークになりそうです(笑)

 

今回は久しぶりにサイトウヒールさん原形のガレージキットです。

とっくの昔に完成していたのですが、相変わらずの撮影の手間などがあってアップに時間かかってしまいました。

ほとんど完成ギャラリーになりますが、ご覧ください。

 

スケールは1/20ですが、それを感じさせない、細かなディテールと美しい造形がたまりません。

これまで塗装してきたヒールさん原形のガレージキットでも特に好みの造形なのですが、造形が良すぎると自分なんかが塗ってもいいのかっている謎の葛藤に襲われます(苦笑)

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肌はいつも通りのラスキウスでエアブラシ塗装をしているのですが、それ以外は筆塗りです。

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今見ると蛇足だったかもしれないのですが、花柄のネイルシールを貼っています。

これは別のガレージキットで使うために購入したのですが、キットに合うかなと思って勢いでペタッと張ったものですね。

これはちょっと失敗だったかな…。。

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背中の造形も素晴らしいですよね。どこから見ても絵になる素晴らしいガレージキットです。

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実は同時並行でもう一個同じものを塗装してまして(なんと贅沢!)色違いでそろえてみました。

こちらも肌塗装はラスキウスのエアブラシ塗装です。

衣類についてもエアブラシでベースを塗装したあと、ファレホなどで筆塗りです。

青竹色のエメラルドグリーンのような色がとてもきれいな色なので、これをベースにドライブラシ気味に筆塗りをしています。

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ということで、SPACE OIRAN 一輪挿し verでした。

SPACE OIRANはもう一種類存在しているのですが、そちらはサフまで吹いて、塗装で悩んでしまっている状態なんですよね。いつかこのブログでアップできればよいのですが…。

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今回はここまでです。それではまた。