こんにちは。
前回の続き、HGヴァルヴァロ完成回です。
いろいろと失敗も多いのですが、さっそくギャラリーに行ってみましょう。
まずは全体。
その1でも書いたのですが、このヴァルヴァロはガンダムに出てくるヴァルヴァロではなく、どこか架空のSFに出てきそうな、使い込まれたの宇宙戦闘機的な感じを妄想しながら仕上げました。
なので、「こんなのヴァルヴァロじゃねぇ!」という人もいるかもしれませんが、そのあたりはご容赦ください。
全体の色は朱色の様な赤サビの様な、何とも言えないような色合いになりました。
これはフィルタリキッドのグレーズレッド、ラストオレンジ、少量のスポットイエローを薄く何度も塗装していくうちに、色が混ざり合ってこのような形になりました。
グレーズレッドがかなり発色のいい赤色なので、それをラストオレンジで少し抑える、といった感じです。
スポットイエローはハイライトになる部分ちょっと垂らして薄く延ばすように塗っています。
これを何度か繰り返して、納得のいく色になるまで繰り返しました。
一応脳内では1/35か1/20あたりのサイズ感で妄想しているので、デカールは大きめでもいいかなと思い、番号はマシーネンのデカールから拝借しています。
戦闘機っていうとノーズアートが書かれているイメージなので、それに合わせて貼ってみたのですが、これがちょっと浮いちゃっているんですよね…。
剝がすか迷ったのですが、まあこういった失敗も戒めとして残しておこうということで、そのままにしています。
真上とバックショット。
大体、つや消しで仕上げるのですが、つやを消したところ…なんといいますか、色が全体的に均一になってしまい、せっかく表面の複雑な色合いが死んでしまったように見えたので、つやありで仕上げました。
まあ、つやありで仕上げた分、撮影用のライトを反射するようになってしまい、どうもうまく撮影できなくなってしまったのですが…。
個人的には面が広いと、どうしてもデカールをたくさん貼りたくなるんですが、色重ねてた後にさらにデカールを貼ると、色の統一感みたいなものが無くなるような気がしたので、3枚に抑えました。まあノーズアートのデカールはさっきも書いたようにいらなかったかな…。
側面。
なんとなく、クローの部分が羽のようにも見えますよね。いや私だけかもしれませんが…。
最初に1/35か1/20あたりのサイズ感で妄想していると書いたのですが、実はフィギュアを添えようかと思っていました。その方がスケール的に想像しやすいかなと思ったからです。
ただ、丁度いい感じのSFっぽいフィギュアがなかったので断念しちゃいました。
腹にあたる部分はウェザリングカラーからのマルチブラックがほとんど残っている状態です。陰になる部分ですし、上から見たときと明暗の差があったほうが良いかなと思ったからです。
ということで、ヴァルヴァロでした。
結局メインの塗装はフィルタリキッドによる塗装になってしまい、この何とも言えない色は偶然の産物ではあるのですが、好みの色なので結果オーライって感じです。
後は、こういった色のコントロールを自分でできれば、なお良いんですけどね。
それでは、また