やすあがりな模型基地

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プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

Vispo Morte その1

Vispoさんというディーラーのモルテを制作しました。

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Vispoさんは好きなディーラーの一人で、オリジナルのガレキや、近年ではエヴァのガレキ等も出されている方です。

私はこのディーラーのオリジナルのガレージキットが好きで、片翼のジシア/プネル、ソーニオを購入しています。

(早く作りたいんですが、仕掛品多すぎるので積み状態に…)

Vispoさんのサイトに多数のギャラリーが載っていますので興味のある方はぜひ見て頂きたいです。

 

今回のモルテはたまたまツイッターで見かけて、Vispoさんのものであることを知り、欲しいと思っていたのですが、発売がかなり前とのことであきらめていたんですね。

少し前に某中古屋でたまたま見つけて即買いし、私にしては珍しく積むことなく即制作に入りました。
(なので箱がちょっと傷んでるんですね)

 

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靴裏の「Vispo」がちらと見えるのが実にいいですね。

このポーズも造形も実にツボにはまっています。

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軸うちはとても簡単で、ダボ穴がしっかりしているので、それに合わせてピンバイスで穴をあけるだけで済みました。

かなり前のガレージキットということで、いろいろ覚悟していたのですが、いい意味で拍子抜けしちゃいました。

残念ながらクリアパーツは完全に黄ばんでしまっているのですが、これはしょうがないですね。

 

昨年末はいろんなキットを制作しつつ、合間でこのガレキの表面処理も進めてました。

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抜きがきれいで軸うちもしやすいし、2021年のうちに完成するかもなーと思ていたのですが、サフを吹いたらびっしり微細気泡が出てきました。

これくらいの微細気泡は慣れている人なら「あたりまえじゃん」って感じだと思うのですが、私はガレージキットを作り始めたのが割とここ数年なので、ちょっとビビっちゃいました。

 

首回りなどの目立たないところはいっそ無視して、

多少の気泡ならナイフで穴をあけてシアノン等で埋めるのですが、これだけの量全部を穴開けるわけにもいかないので、ラッカーパテを溶いて穴を埋めて行きました。

(これが微細気泡の正しい埋め方かよくわからないのですが…)

 

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何とか微細気泡を埋めた後です。一応きれいになっていると思います。

他にも腕等にも微細気泡が多少あったのですが、幸いにも顔にはほぼなく、ボディだけに多かったので、モチベーションが下がらずに済みました。

 

肌塗装は下地にNAZCAのピンクサフからのラスキウスシリーズです。

下地はタミヤのピンクサフを使うときもあるのですが、どうも赤みが強すぎるので、最近はNAZCAのピンクサフを使うことが多いです。

 

ラスキウスはまた鴇羽色(ときはいろ)を使っています。

最近アップした水着フミナサキュバスを鴇羽色で塗っていたのは、このモルテに使うための練習でもあったので、割とすんなり塗装に踏み切れました。

鴇羽色の上にオーバーコートするクリアーペールブラウンがうまく調整できたような気がします。

写真だと結構褐色っぽいのですが、最終的につや消ししたところ(私基準で)ちょうど良い色になりました。

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ちなみに瞳は市販のデカールを使っています。

手書きするつもりだったのですが、やっぱり瞳の塗装は苦手意識があるのと、これでフィギュアの良しあしが決まってしまうので、デカールを使うことにしました。

 

サンコーマークというメーカーが出している汎用瞳デカールで、目の色も大きさも1枚のシートに複数あります。

いつか使おうと思っていたのですが、意外と使う機会が無くて持て余していたのを思い出して今回使っています。

 

このモルテはたぶん1/7くらいのサイズなので、ピッタリのサイズはないのですが、自分で塗るよりはいいだろうということで近いサイズのものを使用しています。

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ということで、今回はここまで。次は完成回です。

それではまた。