夏季休暇が終わってしまいまして、今日からいつもの通りの日常がやってきました。
この夏季休暇はほぼ模型製作に費やしていて、ブログを更新する時間がないくらい非常に充実しておりました。
今回は、夏季休暇前に完成していたタミヤのヤークトパンサーを紹介したいと思います。
いきなり奇抜な色で始まっていますが、今回は下地の色をフタロシアニンブルーという色で塗っています。
私の場合、通常下地はタイヤブラックを塗って、ベースとなる色を塗っていくのですが、丁度タイヤブラックが切れてしまいました。
この暑い中、買いに行くのはめんどくさく、かといってマホガニー等の無難な色で塗るのもつまらないので、思い切って鮮やかブルーで塗ってみることにしました。
良くも悪くも最近の戦車模型の塗装は自分なりの塗装方法が確立してしまっている為、機械的な作業と化している感もあり、通常使わない色を使うと最終的にどういう仕上がりになるか、試してみたくなったのです。
(最終的に見るに堪えない感じになってもまたサフを吹いてやり直せばいいかなといった感じです。)
真っ青な戦車も悪くないような気がしたのですが、汚し塗装が目立つような色ではなさそうだったので、明灰白色で下地が透けるように塗装してみました。
明灰白色は白よりのグレーといった感じですね。
フタロシアニンブルーはブルーの中でも紫よりなのか、明灰白色を塗った際にちょっと紫っぽいブルーなんだなと気が付けたのが面白かったです。
転輪はほぼフタロシアニンブルーのままです。
この後はいつも通りウェザリングカラーで染め塗り、フィルタリング、デカールを貼って完成としました。
フィルターリキッドのレイヤーバイオレットを要所で使っているので、結構紫感強い感じになりましたね。
転輪はほぼそのままフタロシアニンブルーでちょっと汚しているので全体的に青味も残っているんじゃないかなと思います。
一部はリアルタッチマーカーでちょっとだけ錆表現をしています。
予備履帯は赤さび、黄さびで塗装しています。これは本体の色に合わせて差し色的な形であえて結構目立たせています。
ここまで錆びれたら、この履帯は使われないんでしょうけどね。
以前作成したヘッツァーもそうなのですが、面が大きいところには無性にデカールを貼りたくなるんですよね。
大体はマシーネンのデカールを使用して、差し色になる色を選定して貼っています。
フィギュアはストームタイガー付属のものです。
マシーネンもそうですが、フィギュアを一体置くだけでも随分印象が変わるように思いますね。1/48なので塗装は大変ですが、横に置くだけで絵になるような感じが好きです。
ということでタミヤのヤークトパンサーでした。
鮮やかなブルーから始まった割に武骨な仕上がりになったのは、不思議な感じです。
汚しつつ、半つや仕上げにして若干ツヤを与えているのと、撮影時のライトの関係でそう見える部分もあるのかなと思っています。
タミヤの1/48は安くて組み立てが容易なので、とにかく塗装へのハードルが極限まで低いんですよね。なのでこういった遊びができてありがたいです。
それではまた。