こんにちは。
前回に引き続き、今回もミリタリーモデルから、タミヤの1/48 3号戦車を紹介します。
こちらもヤークトパンサーと同じく下地はブルーで塗装しておきました。
ヤークトパンサーで使ったフタロシアニンブルーはちょっと紫が混ざった色だったので、こちらは少し紺寄りのブルーで塗っています。(ブルーFS15050という塗料です。)
写真だとかなり鮮やかさがありますが、実際にはもう少し落ち着いたシックな色味の青です。
先ほどのブルーから、ミディアムブルーを薄く吹いてあげました。
車体下部は先の色を残しつつ、戦車上部にはハイライトを入れるようにして、少しメリハリを出しています。
この後はいつも通りウェザリングカラーで、全体を染め、陰になる部分にはフィルターリキッドなどを使用し、ドライブラシを行って陰影をつけて完成です。
ウェザリングカラーでの全体を染めたせいか、鉄の様な武骨な仕上がりになりました。
狙ってこの色を出しているわけではなくて、ウェザリングカラーやフィルターリキッドのを塗り重ねて、程よき所で止めているので、ここまで鉄っぽい感じに仕上がるとは思っていませんでした。
鉄様な感じですが、その中にちょっとだけ見える青が品がある感じでお気に入りです。
横のフィギュアは別売りのものですが、今回はこのフィギュアが作品全体の差し色としています。
本体の小物類や予備履帯も赤く塗って差し色を入れているのですが、もう少し写真を撮った時のインパクトが欲しかったので、真っ赤な軍服にしています。
フィギュアは固定していないので、撮影ごとに目立つところに配置して遊んでいます(笑)
上から見ると若干青味のある戦車だという事がわかりそうです。
上部はウェザリングカラーでの汚しは控えて、その分フィルターリキッドのブルー等でフィルタリングしているせいだと思います。
ダイキャストなので、この色と合わせて持った時の重みが非常に心地いいです。
ティーガーほどの大きくなく、でも38(t)ほど小さくもなく、丁度いいサイズ感とコンパクトにまとまっている感じが素敵な3号戦車でした。
それではまた。