やすあがりな模型基地

やすあがりな模型基地

プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

LUNADIVER その1

3連休ですね。嬉しい(悲しい?)事に連休は予定がないので、プラモ三昧できそうです!

光武を進めようかと思ったのですが、中途半端に作って放置していた大型キットがある程度形になったので、ひとまずこっちも紹介です。

 

一ヶ月ほど前に、またしても勢いで購入したキット・・・

マシーネンのルナダイバーです。これは月面への強襲揚陸艇という設定のキットらしいです。

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 お店で見つけた最後の一個だったので、つい買ってしまったのですが、あとあと調べたら普通にアマゾンで売っていたという・・・

マシーネン系のキットでラスト一個だとついつい欲しくなって、気がつくとレジに持って行ってしまいます・・・(苦笑)

 

余談は置いておいて、ちみちみ作成していた過程を載せておきます。

 

まず、機体下部と反応炉と呼ばれるエンジン部分の組み立てです。

こういう大型キットは箱を開けるまではわくわくなのですが、いざ組み立てていくと完成の全容が見えるまで地味な作業が続くので、なかなかモチべが上がらないのが悩みです。

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流し込み接着剤で接着し、輪ゴムでギチギチにしばっておきます。

とにかく合わせ目が多いのがかなり大変です。

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しっぽの部分は先端部分がなかなかくっつかなかったので、クリップで挟んでおきます。

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しっぽとエンジンを本体にくっつけて、さらに輪ゴムでギチギチ止めておきましたが、この後数十日放置してました。。。

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 で、光武作成と同時期に作成再開。

パテで隙間を埋めてサフを吹いて隙間チェックを繰り返していました。地味ですねぇ・・・

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反応炉等の丸い部分が多いので、スポンジやすり&ペンサンダーの力を借りて、隙間を埋めていきます。

地味な作業ですがサフを吹き終わった後に綺麗に隙間が無くなっていると、とっても気持ちがいいですね。一つ苦労が報われたような気がします。

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だいたい合わせ目が消せたところで、リベットを接着。

くっつけなくてもいいのですが、あとあと完成時にいいアクセントになるはずなので、地味ですがこれもやっておきます。

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で、現在こんな感じです。

しっぽの部分、まだ合わせ目を消していませんが、ちょっと疲れたのでここで撮影。

この独特の形・・・!素晴らしいですね!

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リベットもいい感じです!

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 大型キットは組み立てが大変で、地味な作業が続きますが、一つ一つ工程をクリアするごとに、ちょっとした達成感が得られるので、見返りも大きいような気がします。

 

 まだ、合わせ目は残っているのですが、連休中に塗装に入れる所までやっていきたい所です。

では、また。

光武・改 その1

 久しぶりの製作記事になってしまいましたが、今回から昔懐かし「サクラ大戦」の光武を作成していきたいと思います。

 

一時代を築いた「サクラ大戦」ですが、作中に出てくる兵器、「光武」は未だに色褪せないデザインだと思っています。

なんとなくマシーネンを思わせるデザインだと最近気がついたのですが、それもそのはずで、Wikiの関連事項にはマシーネンを元に作成されたとあります…!

霊子甲冑 - Wikipedia

 

アマゾンで安かったので、いろんなキットに手を出してはいるのですが、ついポチっとしてしまいました(汗)

(なぜかすみれさんの機体だけ、異様に安く・・・w)

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説明書は2ページと結構簡素で、すみれさんのデフォルメキャラが時代を感じさせますw

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で、さっくりと完成。

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腕まわり、足まわりには合わせ目がありますが、それ以外は特に合わせ目もないのでかなり組みやすい印象です。

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合わせ目を消したらさっさと塗装に移っていきたい所ですが、「サクラ大戦」の光武としてではなく、マシーネンの一つとして塗装してみたいと思っています。

 

短いですが今回はここまで。

ではまた。

スゴイ!「横山宏トリビュート展」に行ってきました!

前から行きたかった「横山宏トリビュート展」に行ってきました。

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マシーネンの原作者でもある横山氏が還暦を迎えるとのことで行われた、展覧会です。

 

小規模なスペースながらとにかく一つひとつの作品が濃い」作品ばかりで圧倒されました・・・

スタッフの方に伺ったところ「写真はガンガンとって、ブログ等のSNSにのせてもらってOKですよー」とのことでしたので、一部載せてみたいと思います。

 片桐氏の作品

なんとも言葉で表現しにくいのですがとても惹かれる作品です・・・!

このジャンク具合がとてもツボです。

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名前ではピンとこなかったのですが、画像検索して「あ!あのひとか」と気が付きました。タイトルは特別ついていなかったと思いますが、どのような心情で作られたのか非常に気になるところです。

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旧日東AFSMkⅠ

旧日東のAFSで、作者名はありませんが、これを見るとまたAFSMkⅠを作りたくなりますね。

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荒木氏 プロパガンダナッツロッカー

ナッツロッカーに、パリの塔をつけて、横山氏の還暦を祝った作品らしいです。

これは是非生の目で見ていただきたい!

荒木氏のサイトに詳しい経緯が記載されていましたので、詳しいことはそちらで見ていただくとして、半端ない作り込みです!!!

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MAX渡辺氏の作品

MAX塗りで有名になった渡辺氏の巨大SAFS!!

圧倒的迫力!

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なんとちょうどご本人様がいらっしゃり・・・

その場で美女をセッティグ。美しいですなぁ…

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竹谷氏の作品

どの作品も素晴らしいのですが、最もツボなのがこの方の作品!

これも是非是非生の目で見ていただきたい!

どう感想を言えばいいのかまとまりませんが、「とにかく見てください!」の言葉にすべてを思いをぶち込ませてください・・・!

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いろんな艦船模型をミキシングしているのでしょうか。。。

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甲板にはファルケが配置されています。

ファルケ運搬用の戦艦というコンセプトなのでしょうか。

とにかく見ていてまっっっったく飽きない作品です!!

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 壁には絵もたくさん飾ってあるのですが、その中で一番ツボッた作品をご紹介します。

空山氏の作品

機械と美女の融合。

「エロい」とかではなく「美しい」作品・・・!

作品の説明にも書かれているのですが、人と機械の美を徹底的に追及された作品で素晴らしいです。

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まだまだ作品数はこんなものではありませんが、あまりたくさん載せてしまうと楽しみがなくなってしまうとおもいますので、残り少ない日数ですが、ぜひ直接見ていただきたいものばかりです。

 

私は午前中に行き、1~2名ほどでしたが、サイン会を行うということで、徐々に人が増えていき、賑やかになってきました。

そして・・・

 

横山氏登場!

 急遽予定にないツーショット撮影会が始まりました!!やったー!

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私の顔にはモザイクかけてますが、(かけかた下手でなんだか申し訳ないのですが・・・)これは横山センセに書いて頂いた「シーピッグ」です!

 

その後サイン会・・・

サイン会なんか初めてだったので、わくわくドキドキうきうきで待ちます・・・

皆さんセンセと沢山の話をされ、私も何を話そうか悩みながら待ちます・・・

で、私の番!

 

私「シーピッグ大好きなので、シーピッグの絵を書いてください!」

 

と頼んだところ、快くOK!握手もしてくださり、ちょっとした会話も出来て、嬉しさマックスです!

シーピッグもたくさん売っていたので、一個購入!

こちらにもサインを頂きました。さっきのモザイクはスケブに書いて頂いたものです。

これは家宝物ですよ・・・

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良かった!とにかく良かった!

後わずかで展覧会も終わってしまいます!

マシーネンを作ったことはある人はもちろん、作ったことのない人も。

いや、プラモデルを作ったことのない人でもわくわくドキドキの濃いひと時を過ごせます。

 

是非、行ってみてはいかがでしょうか!

では。

モチベーション維持のために、ハードルを下げてみる。

ちょうどこの記事で100個目となりました。\ワーイ/

飽きっぽい性格なので、どっかで止めてしまうかなぁ・・・とも思っていたのですが、意外と長く続くものです。

 

記事100個の今回はモチベーションの維持について、書いてみたいと思います。

 

プラモデルを作成している人であれば、自分のモチベーションをどう維持していくか考える人も多いのかなと思います。

いや、プラモだけではないですね。創作活動全般、あるいは仕事でも同じだと思います。

 

一先ず、今回はプラモデルに絞って話を進めていきたいと思います。

 

キットによっては数カ月~年単位での制作をされている方もいると思います。そういう方々は完成した作品も素晴らしいのですが、そこまで維持できたモチベーションもすごいなぁと感心してしまいます。

 

私は数週間~数か月の単位でキットを作成していますが、その間であっても、飽きたりしてしょっちゅうほかの浮気をしてしまいます(苦笑)

 

趣味をプラモデルにしてからモチベーションが常に一定だったかといわれるとそうではなく、モチベーションには波があり、ものすごく高いモチベーションの時もあれば、ものすごく低い時もあります。

 

低くなる時は外的要因が多いのですが、たとえば仕事が大変になって気力がなくなったり、急にテレビゲームがしたくなった時(笑)等などです。

 

そしてもう一つが、

「自分で満足してしまったキットを作った時」

なのです。

 

最近では、マシーネンコンペに作品を出したり・・・

kzyas.hateblo.jp

個人的にいい作品が出来たり・・・

kzyas.hateblo.jp

他人の評価は置いておいて、ここ最近の二つの作品は

自分自身で満足のできる作品が出来ました。

と、同時に。

「これ以上の作品が自分には作れるのだろうか・・・」

という、自分自身への変なハードルの高さが出来上がるのです。

(※他の人が見たらなんてことない作品だということは自覚しているのですが・・・)

こうなってくると、急激にモチベーションが下がるのです。

「今作っているキットはあのとき作ったキットと比べるとダメだ」とか、そんなことを思い始めるわけです。

模型は趣味でやっていることなので、ハードルなんて作る必要性はないのかもしれないのですが、もうそういう性格になってしまっているのです。

やはり、過去にも同じ経験がありました。

 

で、そういう時どうするかというと、

「とにかくハードルを下げまくる」

のです。

 

たまには素組で終わらせてみるとか、しばらく他の人の作品を閲覧するだけにしたりとか、模型雑誌を読みあさるとか、合わせ目消さないとか、何でもいいのですが、とにかくハードルを下げまくるのです。

こうやって、

精神的にハードルを下げると

不思議と猛烈にプラモデルが作りたくなる時期が自然と来るのです。

 

ブログが継続できたのもハードルを下げたおかげかなと思います。

「だれもみなくてもいいやー」という時期や「月3記事上げれればいいかー」とか、そんな感じで続ける事が出来たのかなと思います。

 

最近の当ブログは制作過程だけでなく、日記なんかもつけるようになっていますが、常にプラモの作成記事だけだと、何だが疲れてくるときもあるのです。そういう理由もあってチラ裏レベルの日記をつけるようにしました。

 

モチベーションの維持とプラモ制作は切っても切れない関係だと思っていますが、皆さんはどう維持しているのでしょうか・・・

 

逆に「いい作品が出来たからこそ、それを超える作品を作る!」という人もいるかもしれませんが、プラモはどうしたって時間がかかります。

私はまったりとやっていきたいと思います。

 

というところで、

「モチベーション維持のために、ハードルを下げてみよう」という話でした。

では。

MK44 AMMOKNIGHTS その5(完成)

アンモナイツ完成です…!

MK44 AMMOKNIGHTS

title:adios

 今回は私なりに設定を考え、タイトルを付けてみました。

 

軍人が嫌になったこの機体のパイロットは「アディオス…!」と吐き捨てるよう軍を脱走。載せれるだけの荷物を載せ、一人旅を始めます。

脱走の際、二度と戻らないという決意のもと、愛機にも「adios!」と殴り書き。

新たに一人旅が始まるのでした。

 

という設定です。

 

設定ではあるのですが、実は今の自分の心情や状態みたいなものをぶつけています。

最近はプライベートでも色々あったため、そういった思いを込めて作ってみました。

今の自分をこのキットに投影させたような感じです。

 

また、私の好きなアーティストの曲に「アディオス」という曲があるのですが、この曲が大好きで、そういった意味でもこのタイトルを付けてみました。

 

というと考えて作っているかのようですが、結構行き当たりばったりで作った部分もあり、粗もあるのですが、思い入れの強い作品にできました。

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アディオスはスペイン語ですが、ドラム缶やデカールは英語表記なのでなんだか、変な感じではあるのですが、まあ、そこは置いておきましょうw

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デカールはキット付属の三つ葉のクローバーを採用。

キットに付属していたから使ったというのもあるのですが、三つ葉のクローバーの花ことばには「希望」という意味があるそうです。これからの新たな旅に希望があることを願い、これにしてみました。

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ドラム缶類のウェイトバランスは無視でお願いいたしますw

基本は艶消しなのですが、エネルギータンクらしきところは黒鉄色で塗装し、艶消しはしていません。

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パテや古墳ジェッソを使い、表面はザラザラにし、全身ウォッシングして表面の色合いを変えています。

また、エッジにはマホガニーを薄く吹きつけ、強めに汚れている感を出してみました。

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荷物同士を縛るため、フックをつけ、糸でくくっています。

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こちらも糸でくくっていますが、これだけで十分縛れるのかは謎ですw

ここら辺は雰囲気です。

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例によってタイトルプレートも作成。

個人的にはいい感じにできたと思います。

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前にもご紹介しましたが、台座はクリアブラウンで塗装し、光沢クリアーで厚塗りしています。

わずかにアンモナイツが反射してます。

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最後はadiosのマークとともに終わりたいと思います。

本当はビネットにしてより雰囲気を作りたかったのですが、少々時間がなくなってきたため、ここで完成させました。

ご覧いただきありがとうございました!!

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