やすあがりな模型基地

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プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

ぴよぴよ堂 小枝さん その2(完成)

ぴよぴよ堂さんの小枝さん、完成回です!

製作編はこちらです。

 

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▲まずは全体像です

いつも白いただの背景紙を使っているのですが、どうも肌の色と重なってしまって、上手いこと撮れなかったので、グラデーションペーパーを買ってみました。

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▲後姿。

台座は東急ハンズで300円弱の円形アクリル板を買ってきて、アルミ線2mmで固定しています。

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▲水着はファレホのグロスブラックで筆塗りです。まあ、最終的につや消ししているのでグロスじゃなくて普通のブラックでも問題ないんですが。

マフラーは刺し色的な感じで、思い切って鮮やかなレッドで塗っています。

ラインは製作編で乗せたモデルカステンのマルチデカールです。

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▲もうちょっと赤みが入っているのですが、どうもライトの当て方がまずいのか、赤みがあんまりないですね…。

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▲ソックスもファレホで筆塗り。ダークシーブルーで塗っていますが、ほとんどブラックですね…。うーんやっぱりライトのあてk(以下略

靴もグロスブラック筆塗りです。

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▲髪は塗装したあと、ウェザリングマスターGセットのマロンで立体感を出したつもりです。ほんのりハイライトが乗っていい感じになったかなと思います。

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▲この距離で見ると瞳はまあまあ見れる感じですが、アップでは結構荒いです(笑)

 

ということで、ぴよぴよ堂さんの小枝さんでした!

パーツ数は多くなく、塗装しやすい分割で大変組みやすいキットでした。

だいぶこのスケールのフィギュアも苦手意識がなくなってきましたが、やはり上手な人と比べるともまだまだだなぁと思うところです。

ではまた。

ぴよぴよ堂 小枝さん その1

こんにちは。今回はLuceの続き…ではなくて、別のガレージキットです。

Luceの後に作ったキットなのですが、先にこちらを紹介したいと思います。

 

ぴよぴよ堂さんというディーラーのオリジナルキット、小枝さんです。

水着のフィギュアを塗ってみたいと思っていまして、BOOTHでいろいろなガレキをあさっていたら、たまたま見つけて購入してしまいました。

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ぴよぴよ堂 小枝さん

すでに仮組みが完了していますが、軸打ちは前回の記事Luceのときと同じ要領でやっています。

 

軸打ち後はガイアノーツのレジンウォッシュでつけておき、中性洗剤で洗浄しました。

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パーティングライン少しありますが、バリや気泡はほとんどなく、非常に組み立てやすいキットです。

ヤスリがけ後、サフを吹きました。ヤスリの跡を確認するにはグレーが一番見やすいので、グレーサフを使ってしまっているのですが、いつかサフレス塗装もしてみたいです。

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サーフェイサーを拭いて傷確認

グレーの上に肌色はぬれないので、一旦ホワイトを吹いておきました。

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背中と腰にはリボンをつけるので、穴を開けておきます。

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0.9mmで穴を開けておきました

リボンは0.8mmのアルミ線を使っています。

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肌の塗装はキスショットの塗装でも使ったラスキウスを使っています。

この塗料ほんとに便利です。

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ラスキウスのベース色 ホワイトピーチでまず塗装

次はオーバーコート用で塗装です。

脇、下乳、首周り、腰あたりは強めに吹いたあと、全体を軽く拭いています。

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ラスキウスのオーバーコート色 クリアーペールレッドで塗装

次は一番大事なお顔。やっぱりフィギュアで重要なのは顔の塗装ですね。特に瞳の塗装は最後に回したのですが、最後に回すとプレッシャーになるので、あんまりよくないですね。。

 

白目はファレホのオフホワイトで筆塗りです。瞳は彫がしっかりしているので、筆でもかなり塗りやすいです。ありがたや…。

まつげはエナメルのフラットブラウンです。ブラックだと色が強すぎるような気がしたので、フラットブラウンを使って筆塗りです。

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ふちを書いていきます。結構いい面相筆つかっているんですが、私の腕がまだまだで縁がガタガタですねぇ…。あ、左目は少し汚れていますが、何とかしてます。

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瞳の中を塗っていきます。画像だときちんと塗れていないのですが、この後時間をかけて塗り続けています。

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この後、ハイライトや虹彩を縫ったりしているのですが、うっかり画像を取り忘れてしまいました。。。

 

この小枝さんは水着なので、あたりまえですがほぼ肌色です。なので、ソックスやマフラーの一部にラインを引いて、単調さを消そうと思いました。

手書きでラインは結構きついので、持っていたデカールから使えそうなものを選びました。

まずはマスキングテープでどれくらいの長さのラインが必要か、確認しておきました。

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ボールペンでなんとなく長さを把握しておく

モデルカステンから出ているマルチパーパスデカールの真ん中らへんにラインがあるのでこれを使いました。

このデカールリゼル製作時に使用した物の残りです。一応日に当たらないように保管していたのですが、数年使っていなかったので使うときはちょっと心配でした。

kzyas.hateblo.jp

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モデルカステンのマルチパーパスデカールの一部を使用

髪もモデルカステンから。Luce用に購入したリアルブロンドカラーセットを使用しています。

これのブロンドシャドウとブロンドハイライトを混ぜて使用しています。

store.modelkasten.com

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そのほか、肌以外の水着やソックス、靴、マフラー、ニット帽なんかを塗装して完成としました。

完成回はこちらです!

kzyas.hateblo.jp

klondike Luce ver.2.0 その1

こんにちは。

klondike Luceの製作記、やっていきます。

 

前回はこのキットの紹介まででした。

kzyas.hateblo.jp

今回は、軸打ちと仮組みまでです。

前回も書いたのですが、これまで軸打ちは適当にやってきたので、まず軸打ちのやり方を勉強してから挑みました。

 

これまでの私の軸打ち(といえるものではないのですが)は、

  1. 真鍮もしくはアルミ線用意(ガレキの大きさによりますが大体1mm~2mm)
  2. くっつけたいパーツに真鍮よりも大きめに穴を開ける(2mmの真鍮なら3mmの穴を開ける)
  3. 仮組み時はマスキングテープ、もしくは瞬間接着剤の点付け
  4. 完成時に接着剤で固定

という感じでした。真鍮の口径と穴を開ける口径が違えば、ずれていても穴にははまるので、最終的に接着剤を流し込んでおけばオッケーじゃん。という感じでやっておりました。(これ軸打ちじゃないですね…)

 

このやり方、当然仮組みのときは真鍮と穴を開けた口径が合っていないので、パーツははまらず、テープなどで固定する必要があるのですが、途中まで塗装して様子見で仮組みしたいときは非常にめんどくさい上に、テープももったいないです。

なので、今回うまいやり方を調べて挑戦することにしました。

 

その結果、こちらのサイト様にすべてのやり方が書いてあったので、やり方をぱくって参考にさせていただきました。

korotada.jugem.jp偶然にも同じキットなんですが、上手いしわかりやすいしで、この先このブログ読まなくてもこちら読んでいただいたほうがいいです。はい…。

 

ま、とりあえず続きます。やり方を箇条書きにすると以下。

  1. アルミ線2mmを用意
  2. 軸打ちしたいパーツの片方に2mmの穴を開ける(接着剤流し込むので2.1mmで開けたほうがいいかも)
  3. 軸打ちしたいパーツのもう片方に3mmの穴を開けておく
  4. 2mmの穴を開けたほうにアルミ線を刺す(接着はしないで刺すだけ)
  5. 3mmの穴を開けたほうに瞬間接着剤(シアノン)を流しておく
  6. 2mmのアルミ線の先端に瞬着の硬化促進剤塗布
  7. 二つのパーツをガッチャンコ!

です。このやり方だと、二つのパーツの軸が合うので、ばっちりです!

 

実際にこの足のパーツでやってみます。

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Luce 足パーツ

まずは穴を開けるために、当たりをつけます。当たりがないとぜんぜんピンバイスの刃が入っていきませんからね。

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いきなり2mmや3mmの穴は開けられないので、小さい口径から穴を開けていきます。私の場合は電動のリューターでまずは穴を開けます。

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写真撮るためにこんなやり方ですが、実際は手で押さえてますので…。

ブーツには3mmの穴、脚には2mmの穴を開けました。

最終的3mmのブーツ側のほうにアルミ線が刺さることになります。これはブーツ側のほうにアルミ線を刺しておいたほうが、塗装する際に持ち手とすることができるので、こちらに刺しました。

脚のほうの持ち手はブーツとの接続部ではなく、腰部分との接合部にアルミ線を刺しておけば、持ち手にすることができます。

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3mmの穴あけ

ちなみに3mmくらいから穴あけに結構力を使うというか、普通のピンバイスだと指がもげそうになるので、私はこれを使っています。

www.tamiya.com

ブーツの3mmのほうに瞬間接着剤(シアノン)を流し込みます。

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脚のほうにはアルミ線を刺しておきます(接着剤でくっつけない。刺すだけ

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アルミ線にはニッパーでギザギザをつけて外れにくくしておきます

硬化促進剤を塗布します。スプレータイプではなく、ハケで塗るタイプです。

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これでガッチャンコします!

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合体!


全部のパーツを載せるのはちょっと無理なので、これを頭部、腕、ボディで繰り返していきます。

でもって、仮組みしました。

手と腕の接合部だけはテープで止めていますが、それ以外はきっちりはまっております。

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背景とキットが同色なのでわかりにくいのですが、仮組みしただけでも結構な存在感で、しばらくこのままの状態で飾ってたりしました(笑)

長くなりましたが今回はここまで。次回は塗装まで行きたいと思います。それではまた。

 

塗装編はこちらです。

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klondike Luce ver.2.0 その0

こんばんは。今回から冬のワンフェスで購入したklondikeさんのLuceの記事を載せたいと思います。

 

記事といっても今回は製作記ではなくてこのキットを組む前に感じていたことを書いておこうと思います。(なので、ちゃんとした製作記は次からです。はい…。)

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Luce ver2.0

klondikeさんの作るガレージキットは非常に魅力的です。オリジナルの美少女フィギュアを作成されているようで、このLuceはその内の一体らしいです。

始めてワンフェスに参加したときに見つけて、気にはなっていたのですが、当時はまだフィギュア塗装はしておらず、購入はスルー。でも、ツイッターのタイムラインでたびたびほかの方の作品を見て、いつか作りたいと思っていました。

 

ただ、このガレージキットを作成されている人のレベルが高すぎて、私が作るにはまだまだ先の話だなーと思っており、冬のワンフェスでもklondikeさんのブースを覗くだけで帰ろうと思っていたのですが、ついワンフェスの熱気に当てられたというか、 ここで買っておかないといつ手に入るかもわからないので購入してしまったわけですね。。。

 

購入してもすぐに作るつもりはなかったのですが、積むには持ったいなさ過ぎるキット。なので意を決して作成することにしました。

キスショットで、ある程度フィギュアの塗装ができたのも、後押しがあります。

 

この記事を書いている時点ですでに完成はしているのですが、いかんせん撮影に難航している状態です。

 

とりあえず、説明書だけもチラッとご紹介。

ver.2.0と記載されていて、バージョンアップをしておられるようです。組み立てやすいようにかなりの工夫をされています。

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説明書その1

 パーツは全部で18パーツ。分割の構成が絶妙です。塗装のしやすさを考慮しつつも造詣のよさを損なわないすばらしい構成です。

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説明書その2

さて、今回はここまでなのですが、次回から製作記になります。一応、いつもよりは写真を多めに撮っているので多少まともな製作記になる…かなと思います。

次回は…地味ですが、軸打ちと仮組みまで。

ちなみにガレージキットはいくつか作ってきましたが、軸打ちはいつも適当だったので、まずはその勉強をした上で製作に取り掛かりました。おかげで多少軸打ちにもなれてきたのですが、次回はそこから、乗せたいと思います。

 

それではまた。

気がついたらブログをはじめて4年経ってました。

こんにちは。

いやー、だいぶお久しぶりな更新となってしまいました。。ちょうど2ヶ月ぶりです。

4月、5月とまったくブログを更新していなかったのですが、理由は単純にモチベーションがブチっと切れたからでした。。

 

一応、モチベーションがなくなった中でもちょびちょび製作していまして、ようやくいくつかアップできそうなものが完成したので、順次記事にしていきたいと思います

 

 

 

さて、ブログをすっかり放置していたので、忘れていたのですが、気がつけばこのブログも4年が経っていました。

去年も同じことを書いたのですが、私はもともと飽きやすい性格なので、ここまで続けられたことをうれしく思います。

そして、見に来てくださっている方、コメントをくれる方々には本当に感謝です。ありがとうございます…!

 

ひとまず直近では完成のアップをしつつ、またモチベーションをあげていきたいと思います。

というところで、今回は短いのですが、近々でまたお会いしましょう。