やすあがりな模型基地

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プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

雪のビネットを練習する。

こんばんは。今回はタイトルにあるとおり、雪のビネットを練習してみたいと思います。

前々回の記事にて、複数のSAFSを作成中と書きましたが、その中の一体はスノーマンにする予定で、できれば雪のビネットにしたいと思っています。

 

いきなり、本番で雪のビネットを作るのは勇気がいるので、今回練習として、小さい台に練習していきたいと思います。

ネットで情報収集し、本格的なものから比較的簡単なものまでさまざまなやり方がありますが、あまり本格的なものだと、完成しない恐れもあるので、比較的簡単な方法を探してみました。

で、こちらのサイト様を見つけました。

love-p.jp

とっても簡単で、かなり丁寧に書かれています…!

(今回練習過程をできるだけ載せていますが、上記サイト様をご覧になった方がいいです…。)

 

とりあえず、メインで用意したのはこちら。

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  • 重曹(100均)
  • 粘土(100均)
  • ウェザリングペースト
  • ボンド
  • 台(ハンズで購入)

です。

重要なのは上の5点ですかね。

手順はざっくりこんな感じです。(繰り返しますが、元のサイト様の方がずっと丁寧ですので詳細はそちらをご覧ください…。)

ちなみに練習なので制作の所要時間は3時間くらいなんですが、たぶんちゃんと乾かす時間を設けた方がいいかと思います。

台に粘土を盛る。

私は小さい円形の台を用意したので、そこに粘土を盛りました。

粘土の食い付きが心配だったので、台に240番くらいでやすりがけしています。

表面は歯ブラシでざらつかせていますが、この上にウェザリングペーストを塗りたくっているので、この作業入らなかったです。。。

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正直、一瞬これで雪表現いいかなとか思ったりもしました(笑)

ウェザリングペーストを盛る。

ウェザリングペーストのマットブラウンとウェットクリアーを混ぜています。

元のサイト様によると1:1くらいがいいそうです。

私はガサツなので、ウェットクリアーが多すぎてしまいました。

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でこれを塗りたくります。

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表面のつやがなくなるまで、少々待ちます。画像だとわかりにくいのですが、大体つやがなくなっています。

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重曹で雪を作る。

もとサイト様より、引用していますが、下記の比率がいいそうです。だいたいマックシェイクくらいのやわらかさになるといいと記載されていますが、これはドンピシャな表現です!

 [木工ボンド:1][水:4]くらいの比率で投入し、ペインティングナイフや撹拌棒などでしっかりボンドを水に溶かします。
木工ボンドが水にしっかり溶けたら[水溶きボンド:1][重曹:2]くらいの比率で、重曹を投入します。

 ここでも私のガサツスキルが発動して、水が多すぎて、なかなか雪のテクスチャーができませんでした。

最終的に重曹を入れまくって、なんとかマックシェイクくらいの柔らかさにしています。

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途中、紙コップが漏れてきて、あわててコップを二重にしました(-_-)

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ちなみにこの土台に対して、作った雪のテクスチャーが多すぎてかなり余りまくっています。。。

雪テクスチャーを塗る。

作った雪のテクスチャーを塗っていきます。雪が溶けて下の地面が見えているところや、積っているところをランダムに乗せていきます。

雪が溶けて、地面と混ざっている部分にはウェットクリアーを塗って水っぽさを出すといいらしいです。

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完成!!

ということで、完成です!

かれこれ3年くらい前に作ったマシーネンを利用して、完成としました。

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▲このAFSは前に作ったもので、適当に錆を入れておきました。今回は台の方がメインなので、ちょっとサビの表現が雑な感じですが、また時間を見つけて修正したいとおもいます。

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▲一応、通り道になりそうな部分は雪が解けたということで、雪テクスチャーをつけず、地面向きだしでウェットクリアーを塗っています。

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▲ちょっと足回りの泥をつけすぎまくってしまったので、要練習したいと思います。

泥はマットブラウン一色だけなので、複数の色見を入れてよりリアルにしたいです。

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▲雪のテクスチャーはもう少し細かく手もいいかなと思いました。

また地面と雪の境目がはっきりしすぎなような気がするので、もう少しぼやけた表現を目指したいと思います。

 

さて、長くなりましたが、今回はここまでです。

ちょっとオーバーにやりすぎたり、ところどころガサツスキルが発動したりと、まだ課題だらけではありますが、やっぱり実際に手を動かして、感覚をつかむことが大事だと思うので、どんどん練習していきたいと思います。

雪のテクスチャーは別のマテリアルなんかもたくさんあるので、別のパターンでも制作していきたいですね。

ではまた。

1/20 カイに乗るナウシカ (完成)

こんばんは。カイに乗るナウシカを作りました。

多数ある作りかけのプラモデルのうちのひとつで、組み立ててからしばらく放置していたのですが、先日作ったminimum factoryシリーズの完成でフィギュア塗装に火がついたので、丸一日かけてガッと塗装しました。

 

ナウシカは通しで見たことが無く、(金曜ロー〇ショーでぶつ切りで視聴)そんなに思い入れがあるわけではないのですが、1/20のフィギュアがついて1000円というコスパに負けて買ったものです。。。

 

まずはただ組み立てただけの状態。

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小さいサイズでパーツがそんなにないのですが、小物がちょいちょいあります。

また、カイがセンターから分かれているので、結構合わせ目がめんどくさいです。

ですが、とにかく値段が安く、価格の割にクオリティも十分で、ビネット的なものもついてます。満足度は高いです。

 

塗装例のお顔。瞳はデカールが入っていますので、目の塗装が苦手な人でも安心です。ちなみに3枚入っています。

瞳はくっきり彫が深いので、塗装しやすそうです。

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塗装はいつもどおり、シタデルとファレホで筆塗りをして完成させました。

ショーケースに飾っている他の作品と台座を統一させたかったので、付属のビネットは使用していません。

 

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▲ほぼシタデルで塗装しています。顔はファレホで塗装。近くだと荒でまくりなので、この距離で見るのが一番いいかなと思っています(笑)

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▲カイはドライブラシで塗装しているので、羽の繊維(でいいのかな?)の感じがいい感じに出たとおもいます。

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▲瞳はデカールがあるのですが、彫が深く、練習に最適だったので、油絵の具で塗装しました。瞳孔とかも塗ったのですが、ちょっとわからないですね…。

近くで見ると、やっぱり荒いんですが、遠目で見ればそれなりかなって感じはネーネと同じです。

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▲小物が多く、塗り分けも多い感じだったので、結構時間がかかりました。

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ナウシカウェザリングカラーのシェードブルーでシワの影の部分を表現したつもりです。その後、影部分を残すようにしてシタデルのレイヤー色で塗っています。

テトの塗り分けは最後の最後にやったのですが、もうこの時点で力尽きかけていたので、雑な感じなってしまいました。。。

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ということで、カイに乗るナウシカでした。とにかく、コスパがいいキットですね。

他にもメーヴェ王蟲なんかもあるみたいです。ではまた。

SAFS組み立て編。

こんばんは。今回からSAFSの製作記を載せていきたいと思います。

今回は組み立て編です。

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6月の末に再版されたものです。マシーネンの代名詞的なキットでありながら、なっかなか再版されず、待ちに待ちまくっていましたので、再販の報があった時はかなり嬉しかったです。

さて、例によってマシーネンは複数個買っているわけですが、このSAFSもしこたま買っておりますw。

 

今回は組み立てまで。7月くらいからゆるゆる組み立てはじめて、現在3個合わせ目まで終わっている状態です。

 

まずはスタンダードなSAFS。

普通に組みてていますが、鼻を付けています。これはファイアボールにおまけで付いてくるスノーマン用のものなのですが、ようやくここで使うことができました。

これはスノーマンとして作っていきたいと思います。

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そういえば、見てわかる通りなのですが、整形色から真黒です。

マシーネンのキットって結構奇抜な整形色(ニューラリーポーンとか…)のものがあったりするんですが、これはかなりユーザーを意識した整形色なんでしょうね。

 

ちょっと贅沢ではあるのですが、黒瞬着だと整形色の都合で合わせ目消しづらいというデメリットはあります。ので、今回はホワイトパテで合わせ目を消しています。

 

次に「にゃふす」です。

こちらはワンフェス2018夏で手に入れたガレージキットです。

キットの一部をにゃんこの操作システムに変えていて、とてもユーモアがあります。

蓋部分のパーツが余るので、それを盾代りにしています。裏にはネオジム磁石を仕込んで簡単に取り外しできるようにしています。

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私はワンフェスで購入しましたが、普通に取り扱っているお店もあるようなので、そちらでも購入できます。

 

3体目はリフレッシュガールのSAFSです。

SAFSを殻割にして、さらにリフレッシュガールを載せています。

殻割パーツ、リフレッシュガールともにガレージキットなので、何気に高額です(@_@;)

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わずかではあるのですが、微妙に女性の足がつかないので、プラ版で底上げをしておきました。

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また、せっかくの素晴らしい造形のガレキを間違って削りすぎてしまい、黒瞬着で埋めておきました。

脇の部分なのですが、バリと勘違いしてしまいました…。しかも勢いで黒瞬使ってしまったのですが、ここの部分は肌色で塗るので、最終的に目立たないか心配です。

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ということで、SAFSの組み立て編でした。これから消しきれていない合わせ目等を処理したり、塗装プランを考えて、色を塗っていきたいと思います。

minimum factory カチューシャ&ノンナ(完成)

こんばんは。前回、前々回とminimum factoryシリーズを記事にしてきましたが、これで最後になります。最後はカチューシャ&ノンナです。

 

ネーネやダージリンに比べると、なかなか大変でした。

二体分の作成で、さらにノンナがカチューシャを肩車しているので、塗装後の組み立ては神経使いました。

(塗装後一部削ったりして、結局組み立て後に一部塗装したり…。)

 

さて、ほとんど作成途中の写真がないので、残りは完成ギャラリーです。。。

 

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▲瞳はダージリンと同じく付属のデカールを使いました。

 最初は頑張って白眼を入れてから筆塗りにチャレンジしたのですが、断念…。

 また、塗装はやはりほか2体と同様にファレホやシタデルの筆塗りです。

 

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▲服のしわの部分で光があたりそうな部分は、シタデルのレイヤーで思いっきり書き込んだのですが、ちょっと浮いた感じになったかもしれません。

 

 

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▲ノンナがカチューシャの足を持っているのですが、組み立てる際、なかなかフィットせず、苦戦しました。接着はボークスの剛着でちょっと強引に接着しています。

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▲写真では見えないんですけど、カチューシャの八重歯までちゃんと再現されているんですよね。これ最初は気がつかなかったのですが、驚きました。

 

ということで、3回連続紹介したminimum factoryシリーズでした。

夏休みではこのシリーズ3体と1dayモデリングでのガチャーネンの4つを作ることができ、なかなかいいペースで制作できました。やっぱりお手軽というのがいいですね。

 

この勢いに乗って、絶賛作りかけのキットたちも完成に持っていけるようにしたいと思います。ではまた。

minimum factory ダージリン(完成)

昨日に引き続き、minimum factoryの完成品です。

少し前に発売した、ガールズアンドパンツァーのダージリンです。

ダージリンの前に、カチューシャ&ノンナも作成したのですが、先にこちらを紹介したいと思います。

 

整形色そのままでもいいのですが、やはり部分塗装は必須です。

特に、カップティーとソーサは肌と合体しているので、完全無塗装は厳しいかなと思います。

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こういった部分もあるので、ネーネと同じようにある程度パーツ単位で接着した後、白サフを吹いておきました。

 

下の画像はある程度まで進めた状態なのですが、途中で何気なくパッケージ裏を見てみると足の開き方が違うことに気がつきました。

後ろのパッケージを見るとわかるのですが、内またになっています。私のは足が開いています…。

このダージリン、ネーネと違って微妙にダボがわかりにくくなっている個所があり、どうやら左右間違えたようです。

まあ左右間違えても、そんなに違和感無いのでこのまま進めることにしましたw

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さて、特別他に語ることがないので後はギャラリーになります。

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ネーネの時は目を塗装したのですが、ダージリンは目のくぼみが浅く、塗装が難しいうえ、ミスるとダージリンぽさがなくなるような気がしたので、素直にデカールを使いました。

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髪の毛はもう少し、クリーム色なんですが、思いのほか黄色みがかってしまいました。

あと、肌部分は筆目が出てしまい、ちょっと失敗です…。

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一番難儀したのがカップとソーサが並行にならず、どう頑張っても斜めってしまうことです。

お手軽に完成させることが第一だったので、手首の調整はせず、あるがままで完成させました。

カップは内部がくりぬかれているわけではないので、一応塗装していますが、この距離だと荒さが目立ちますねw

カップとソーサの模様はデカールです。予備もあるので精神的に安心です。

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ということでダージリンでした。

さっくり作ったので一日ちょっとでの完成です。このシリーズはパーツも少なく、適度にフィギュア塗装の練習ができるのでとてもいいですね。

次回は完成済みのカチューシャ&ノンナになります。