だんだん寒くなってきて、朝起きるのがしんどくなってきました。
去年に比べるとまだ気温は高い方だと思うのですが、それでも朝は寒いですね。
今回はこちらで販売しているまぎーさんという方のオリジナルバストキット「海の子 ~Sea child〜」を塗装しました。
booth.pm
独特な世界観のあるバストキットで、購入してから塗ろう塗ろうと思っていたのですが、気が付いたら年の瀬になっていました。
最近は制作ペースも上がって、ちょこちょこ裏で進めているプラモやガレキも多く、この海の子も他のキットの作成の合間で進めていました。
貫きはとてもきれいです。
ボディには若干のパーティングラインがありましたが、処理をしたのはそこくらいでした
髪の毛に微細気泡がありましたが、巻貝でほぼ隠れるので、処理はしていません。
(めんどくさがり屋の私の悪いところですね)
この後はNAZCAのピンクサフを吹いて、肌塗装です。
今回はラスキウスシリーズによるエアブラシ。
ホントこのシリーズなかったら肌塗装はうまく行ってなかったと思うくらい、重宝しています。
ベースのホワイトピーチを塗った後、クリアーペールレッドで陰になる部分を塗装し、全体をコートしていきます。
若干NAZCAのピンクサフを透けさせるような感じにして赤みが強めの肌にしたつもりです。
写真だとあんまり変化がないのですが、この後ペールブラウンも使ってさらに影の部分と全体を軽くコートしています。
ブラウンが入ることで、より血色良い肌になっているような気がしています。
あんまり吹いてしまうと褐色のような肌になってしまうので、ホントに薄く吹いています。
残りは一気にギャラリーです。
最初は肌の塗装に注力していたのですが、冒頭でも書いた通り
台座やサンゴ、頭の巻貝含めてまとまった世界観のあるバストキットなので、どうまとめるか悩みました。
儚い少女のような表情にするつもりだったんですが、困ったような表情になってしまいました。眉を思いっきり八の字で書いてしまったことが原因ですね。。
ただ、まあ見るアングルによっては儚さも出てる…かなと。
サンゴは朱色で塗っています。これが差し色のつもりなのですが、パンチの効いた色が入って全体がまとまったと自分では思っています。
顔だけの写真。(ちょっと写真小さ目なのは自信のなさの表れです…)
やっぱり一番神経使うのは瞳や眉の塗装ですね。
儚い表情を作りたいというイメージはあっても、それを表現する技術がまだ自分にはないので、まあいつもの事なんですが練習あるのみなんでしょうね…。
納得するまでやり直す事もできると思いますが、私の場合やり直し作業は著しくモチベーションを下げ、最悪放置もあり得るので、ある程度のところで折り合いをつけています。
今は比較的制作へのモチベーションが高いので、それを維持したいという自分の気持ちがこうして塗装に反省されたような気がしますね。
このキットはまとまった世界観も素敵なのですが、もちろん造形も素晴らしいです。
特に背中の造形はすばらしいです。
肩甲骨から背骨のあたりはすごく拘られている所なんだと思いますが、造形に合わせてシャドウを吹きやすいので、後ろ姿もとても気にっています。
髪の毛についてですが、見本の通りに薄い紫色っぽい色で塗装しています。こちらもラスキウスでライラックとわずかですがピンクパープルを使っています。
また台座は海をイメージしてエメラルドグリーンにしてみました。
こちらはアクリルガッシュによる筆塗装です。伸びが良くて発色もいいので最近気に入っています。
頭の貝は何色にするかも悩んだところですが、悩んだ挙句水性ホビーカラーのスモークブルー単色で塗装することにしました。
巻貝というと自分は茶色の縞模様を想像するのですが、茶の縞模様で塗ってしまうとサンゴの赤や台座の緑と相まって、全体的に色が散らばってバランスを崩すような気がしたからです。
前髪は折れちゃいそうで処理が甘々なのが見て取れるんですが、そこはご容赦ください…。
ということで、「海の子 ~Sea child〜」でした。
まだまだ私自身のスキルの問題もあるんですが、久しぶりにエアブラシでの肌塗装は楽しかったです。
全体の色のバランスも悪くなく、まとまらせることができたように思います。
またこうしたバストキットは塗装したいですね。
それではまた。