やすあがりな模型基地

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プラモデル・ガレージキットの制作過程を記録しておくためのブログ。難しいことは一切できない。でもいいじゃない、楽しければ。そんな感じ。

古今東西 キスショット 吸血鬼のなれの果てVer その1(完成)

こんにちは。

キスショットシリーズ続きまして、「吸血鬼のなれの果てバージョン」です。

なれの果てバージョンは途中の写真を全然撮ってないので(いつものことなんですが)一気に完成品お披露目になります。

 

前回の10歳バージョンの途中から並行して制作したので、いくらか前回の経験を活かすことができたかな…と思っています。

前回は服や髪の塗装を失敗してしまったので、ここは気をつけるようにしました。

主に使った塗料は下記です。

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髪の色はイエローFS13538をメインにキャラクタイエローを少しいれ、前回使用したメカトロウィーゴカラーのあいぼりーを追加して塗装しました。

 

服はシャアレッドをベースにアルティメットホワイトを少しずつ混ぜて調整しました。

シャアレッドのままだとちょっと赤すぎる感じがしたので、ホワイトを混ぜてピンクに近い色を作っています。

 

10歳バージョンもそうだったのですが、とにかく段差とパーティングライン消し、気泡埋め、サフと地味な作業が続きました。顔付近はやすりがけする必要がなさそうだったのが救いでした。。

 

といったところで、ギャラリーに行きたいと思います。

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▲10歳バージョンでは反省点が多かったのですが、おおむね満足のデキにすることができました。(とはいえまだまだな部分はたくさんあるのですが…。)

肌は前回同様ラスキウス、服や髪は先ほど書いたとおりです。

ちょこんとすわっているキスショットは、ちょうどこのサイズの台座にぴったりでなかなか気に入っています。

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▲ちょいアップ。。アップになればなるほど粗もボロボロとでてきます…。

長い髪の先端部分のやすりがけまでは気力的に続かず…。

服のしわの部分には少しハイライトも入れてみましたが、ちょっと目立ちすぎて入れなくてもよかったかなと思っています。

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▲瞳の塗装は一番気合いを入れました。やはり前回と同じで筆塗りです。

 

まつ毛は長めにしてみました。筆だけでは細い線が描けないので、あえてふと目に線を書き、エナメル溶剤ですこしずつふき取って、細くしています。

 

目の色はエナメルのオレンジ等で筆塗りです。

媒体によっては瞳の色は結構ばらばらなように見受けられたので、髪の色や服の色に合わせて、オレンジでいいかなと思ってこの色です。

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▲後姿。影の色やハイライトを入れればもっと立体的に見れたのかもしれませんが、とりあえずべた塗りで。

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▲台座と合わせて、ラストの写真です。

 

 

最後にまとめです。

今回は10歳バージョンを作っていたこともあって、前回の経験をすこし活かすことができたかなと思っています。

個人的に瞳の塗りは前回行っていたので、そこまで心配せずにチャレンジできましたし、服や髪の塗装もおおむねイメージどおりできたのではと思っています。

 

今後はサイズ大きめのフィギュアも塗っていきたいと思っているのですが、フィギュアの塗装で一番心配なので瞳の塗装なわけです。前回今回と練習/経験できたのはよかったです。

特に私の場合、ネット/SNS、雑誌等で、情報として塗り方が頭の中にあっても、なかなか苦手分野を行動に起こさないので、ここ最近でチャレンジできたのは大きいですね。(まだまだ解像度粗いですけども…。)

粗いのはこれはもう数こなして質を上げていくしかないかなと思っています。

 

このキスショットの制作で心配だったのは、瞳や肌の塗装では無く、モチベーションが持つのか…といったところでした。

ポーズは違えど、ほぼ同じキャラを連続で制作したので、なかなか気持ちを上げるのに難儀した制作でした。

めんどくさい表面処理やら、10歳バージョンがちょっと失敗気味でしたので、なかなか上がらず…。途中で放置すると中途半端に積みも増えてしまい、10歳バージョンでの制作経験も活かしたかったので、気持ちのアップダウンが激しかった感じでした…。

ここら辺のモチベの管理はまだまだできてないなー、とそんなことを思ったり。(やる気スイッチ的なの欲しい…。)

まあ、ともあれ、完成してなりよりです…!

 

といったところで、「10歳Ver」、「吸血鬼のなれの果てVer」と来て、たぶん次は「12歳Ver」になります。

 

続く…のかな?。

古今東西 キスショット 10歳Ver その2(完成)

こんにちは。キスショット10歳Verの完成回になります。

前回は組み立て、サフ、肌や瞳の塗装をしたところまででした。

 

ここから先は写真を撮っていないので一気に完成写真になります。。実はいったん完成させた後、服の色があまりにもおかしすぎて、塗り直しをしてたりします。

とりあえず、塗り直す前の写真。

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ホントは服の色はやや赤みがかったピンクっぽい(?)感じなのですが、イメージと全然違うので、これを塗り直すかどうかでかなりやきもきし、結局塗りなおすことにしました。

写真の服の色はかなり薄いピンクで、キャラのイメージと全然あってません。。

赤みがかったピンクを自作しようと思ったのですが、横着してだいたいあってればいいだろうとウィーゴカラーのピンクを購入してきました。

 

後、髪の色もかなり薄い黄色になっていて、これもなんか違う感じに。。

キスショット(というか忍野忍)といえば、髪は黄色いのですが、傷物語のキスショットはかなり薄いイエロー(というかアイボリー?)っぽい感じだったので、こちらもウィーゴカラーのアイボリーを使用することにしました。

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この服の色と髪の色がキャラのイメージとあっていないので相当やきもきした結果、服だけ塗装し直すことに。ただ、もうすべて接着した後だったので、エアブラシは使わず、筆塗りで塗り直し。。

 

後で、近い色がシャアピンクだったことに気がついたので、塗り直しにはこれを使用しました。

ひとまず、キスショットの塗装はここまでにして、台座を作ることに。

 

台座は最近お気に入りのターナーのアイアンペイントです。

 

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金属のような重みのあるブラックで絶妙な質感を出してくれます。これに簡単ですがネームプレートを作ることにしました。

ネームプレートにはA-ONEから出ている、転写シールを使いました。

www.askul.co.jp

 

これ水転写デカールのような感じで使用します。プリンターで印刷し、フィルムを張った状態です。縦1mm×横4mmくらいで3種類のフォントを用意しておきました。やり直せるように予備も含めた印刷です。

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縦1mm×横4mmのプラ版を用意してそこに転写後、台座と質感を同じにさせるためにアイアンペイントを塗って、文字部分はシタデルのゴールドで筆塗りしておきました。

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そんなこんなで残りはギャラリーになります。

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結局塗り直しをしても、うーん、そんなに変わらなかったかな?って感じです。やっぱり髪の色が薄すぎるからなのかなーと思っています。

髑髏はシタデルのシェイドで軽くスミ入れをしていているのみです。

肌の色はラスキウスのクリアーベールレッドでコートしたら、肌に赤みが出て多少良くなった気がしています。

 

時間がかかった割には手戻りが多かったりと苦労が多かった作品でした。普段作っているプラモ/ガレキとは畑が違って、思うようにいかなかったです。

ただ、まあ得られたものもあって、瞳の塗装は多少うまくできたかなと思っています。塗装する前はここが一番の鬼門だと思っていたので、思ったより見られる状態になったかな…と。

肌の塗装も下地にしっかりホワイトなりを吹いておけば、もう少しマシになったのかもしれませんが、ひとまずキャラ物にはラスキウスで塗装していこうかと思っています。

 

といったところで、キスショット10歳Verこれでおしまいなのですが、キスショットは10歳Verのほかに「吸血鬼のなれの果てVer」と「12歳Ver」があるので、まだまだ続くんですねぇ…。 

 それではまた。

このブログについて感じる最近の雑記とかいろいろ思うこと。

こんばんは。今回は製作記ではなく、ただの雑記になります。(いろいろ書いていたら長文になってしまった)

 

最近、いろいろと思うところあって雑記の記事も増やしていこうかと思っています。

まあ、続くかわからないんですが…。

 

雑記を書きたい理由がいくつかあるのですが、ひとつは頭の中を整理したいというのがあります。

模型制作で感じたことや思ったことがいろいろあるので、それをココに記録して、余計なことは頭から切り離したらもっと模型制作に没頭できるかな…と最近考えています。

 

特に制作に煮詰まった時とか、頭の中でぐるぐる考えて手が止まってしまうので、その考えていることを出力できれば、モヤモヤが頭から切り離されて、モチベーションも保ちつつ制作できるのかなと思っています。

ただ、私は文章力が壊滅的にないので、うまく頭で思っていることを書けるかという問題があるのですが、その練習も含めて続けていければいいかなと思います。

 

ふたつめは更新回数を上げたいというのがあります。

このブログの更新タイミングなのですが、モノが完成したときアップするようにしています。

以前はキリのいいタイミングでアップしていたのですが、最近は並行して作っているものが多くなり、モチベーションなどの関係で制作がとん挫しているものが数多くあるので、中途半端に記事にするくらいなら、きちんと完成してからにアップしようと更新タイミングをここ一年くらいで変更しました。

ただ、それだと完成時にしかアップできないので、更新タイミングが限られます。

なので、こういった雑記も交えながら、更新頻度をアップしていこうという狙いです。

 

みっつめは最近このブログの内容が薄いと感じできているからです。

いやもともと特別濃くもないんですが、より一層薄くなっているというか…。

 

記事の内容が薄いと感じる理由ですが、完成時にしか記事にしないせいで、制作時に感じていた事や思っていたことが書かれておらず、単純に写真をアップして終わりって感じになっているからだと思っています。

 

自分で自分の記事を結構見返すのですが、「前はここで苦労していたけど、今はこういうことができているな」とか、「昔はこういうことを思って制作していたんだな」とか「当時はこここだわっていたんだな」とか、そういうことを振り返られるようにしたいと思っています。

 

更新タイミングはこのまま変えたくない(未完成記事を増やしたくないため)ので、だったら別に雑記記事でその時思ったことを記録したいなーと思っています。

まあ、雑記記事を書くより制作過程の写真をきちんと取って、丁寧な説明をする記事を書けよって話なんですが…それはそれで頑張ります。はい…。

 

そんな感じで雑記記事増やしていきたいのですが、どれくらいの頻度で更新するかは全く考えていませんし、基本文章だけになる気がするので、あんまりおもしろいものでは無いかもです。

 

さて、急に話は変わるのですが、雑記ついでにもう少し書こうとおもいます。

 

最近読者の数が70弱になっていて、ちょっと驚きました。ありがたい限りです。

基本的に登録していただいた方で、ブログの内容がプラモデルに関連している方は私も登録させていただいて、読ませていただいています。非常に勉強になっています…。

 

その中で思ったのですが、どのブログも丁寧に記事が書かれており、ブログ自体も見やすいようにカスタマイズされていて、ステキだなーと思っています。

基本的にこのブログほとんどカスタマイズしておらず、さすがに記事も200近くなってきて、特にサイドバーのカテゴリー欄が非常にカオスな感じになっています…。

 

他の方のブログを真似て、完成品はバナーでリンクを張るように少し見直しをかけました。完成品が70?近くあるので全部バナーにするのはなかなか骨が折れるのですが、時間を見つけて、カスタマイズしていこうとおもいます。

 

記事の内容もできるだけ、見やすいよう心がけていこうかと思います。。。

 

そんなこんなで長くなってしまいましたが、直近ではとりあえず、前回記事にしたキスショットの完成品アップを目指したいとおもいます。

写真撮影がちょっとめんど…あ、いやなんでもないです(汗)

次回はキスショットの完成品記事でお会いしましょう。それではまた。

古今東西 キスショット 10歳Ver その1

こんばんは。ちょっと久しぶりの更新となってしまいました。

ワンフェスが終わって、一カ月くらいでしょうか。ワンフェス当日は前日の雪も残っていて、まだまだ寒かった記憶ですが、最近は春めいてきましたねー。

私は花粉症とは無縁なので、春は大歓迎の季節です(笑)

 

さて、ワンフェスに参加された方はもりもり作成している感じでしょうか…?

私は相も変わらず、いろんなものを並行して作っているので、最近はなかなか一つが完成しません(汗)

 

今回はワンフェスで購入した戦利品の一つ、古今東西さんで購入したキスショットの3体セットのうちの一つになります。

 

このブログでキャラ物の製作記はキャラグミン の秋山殿 以来ですが、キャラグミンのお手軽制作と違って、がっつり塗装は必要ですし、制作する前から覚悟していたのですが、このサイズのフィギュア制作は初めてだったので、何もかも苦戦している感じです。

 

戦利品紹介でも制作途中のキスショットを載せましたが、改めてこの記事でも載せたいと思います。

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仮組状態。マスキングテープでとりあえず。。

まず仮組した状態です。サイズは1/6ですかね。

造形は実に素敵ですが、やはりガレージキットということで、気泡やパーティングラインはしっかり入っている感じです。

 

写真の状態はある程度やすりがけした状態ですが、普段表面処理なんかしないので、まずここで心が折れかかってます。。

 

ちなみにワンフェスで買ったガレキ用に3000円程度のリューターを買ったのですが、大きめの段差などはリューターでがりがり削って、ゴッドハンドの神ヤスでできるだけ慣らしています。

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サーフェーサーを吹いた状態。

サフを吹いた状態です。足の裏とかバリが見えたりしているのですが、、、。

上でも書いたように普段マシーネンを作っているときはロクに表面処理なんかしないので、これでも結構頑張った方だったりします。。。

あんまり表面処理だけしていると、だんだんモチベーション的にやめてしまいそうだったので、ここら辺が私の中では限界のラインでした。

あ、サフはタミヤのスーパーサーフェーサーを使用していますが、サフ吹く前には中性洗剤で洗浄後、全体的にやすりがけしています。

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瞳と肌を塗装した状態。

キャラ物の制作で鬼門になりそうだったのは、瞳の塗装と肌の塗装でした。

 

まず肌の塗装は去年出たラスキウスに助けてもらうことにしました。

ベースのホワイトピーチを使っていますが、グレーサフの上から吹いてしまったので、肌の色がゾンビっぽくなってしまったのは失敗でした。ちゃんとピンクサフなり、ホワイト吹いておくべきだったと反省しています。

ちなみに、最近は筆塗りばかりだったのですが、このサイズで筆塗りだと筆ムラが目立ちそうだったのもあって、エアブラシで塗装しています。

 

次に瞳の塗装です。

瞳はエナメルでの塗装です。まつ毛を塗る→クリアーでコート→虹彩のふちを塗る→クリアーでコート→虹彩を塗る→クリアーでコート→瞳孔を塗る。といった感じです。

一気に塗装するとミスる可能性があるので、クリアーでセーブしながら段階を経て塗装する感じですね。

最近はフレームアームズガール等の少女型プラモのアイリペントに関する記事も多かったので、これを参考に見よう見まねで塗っています。

よくよくみるとガタガタですが、自分の中ではひとまず納得しています。

 

というところで、今回はここまでです。

この記事を書いている時点で10歳バージョンキスショットは完成しているので、あと写真を取るだけとなっています。

まあ、この後、髪の塗装や服の塗装がイメージと全然違う形になってしまったので、これまた一筋縄ではいかなかったのですが、それはまた次の記事に。。。

 

これまで制作していた、マシーネンやらメカものと違って、うまく作れていない歯がゆさがあったりするのですが、同時にちょっと新鮮な気持ちもあったりします。

こういったキャラ物・フィギュアなんかも練習して上手くなってゆきたいです。

湯具どらしる ヨロイさん(完成)

こんばんは。

ワンフェスの戦利品をいろいろいじっているのですが、湯具どらしるさんからいい感じのガレキが通販で買えるとのことで、ちょっと寄り道して早速作ってしまいました!

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こちらの「ヨロイさん」。

前回のどらごんも実に私好みの造形だったのですが、このヨロイさんも実にかっこいい!小さいながらもしっかりした造形で、しかもワンパーツです!

通販サイトはこちら。

yugudorasiru.booth.pm

購入したい方はお急ぎを!

塗装はほとんど前回のどらごんと同じ感じです。

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目立つ部分の気泡は瞬間カラーパテで埋めています。

気泡埋め後、500の缶サフを吹いています。

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これもどらごんと同じように、ジェッソで表面にテクスチャーを付けています。

サイズか小さいので、適当な台座にくっつけて、ぺたぺた叩くように塗っています。

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この後は、シタデルのカオスブラックで缶スプレーです。

 

銅像的な感じにしたかったので、下記のシタデル塗料をランダムにドライブラシして完成にしました!

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残りはギャラリーです。

 

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ということで、ヨロイさんでした。

2月はこれで最後かなと思いますが、いい感じで制作できているので、この調子でワンフェスの戦利品を盛盛作っていきたいと思います。